9月 21 2008

論文投稿

Published by at 22:18:30 under 論文執筆

会の概要のところで専門を「消化管外科学」としながら話題があまり消化管外科らしくないように思います。乳癌とか、中皮腫とか、アンチエイジングとかおよそ消化管とは関係ないことばかりやっているかのように見えます。

一応学位論文は放射線腸炎について書いております。「腸」だから消化管です。子宮癌などの治療においては放射線治療は有効な治療法なのですが、しばしば腸管が照射野に入っているために小腸が癒着したり線維性の肥厚をきたしたりしてひどい腸閉塞をおこすことがあります。これを予防または治療できないかという研究をしておりました。ATRAというビタミンAの一種がマウスの放射線腸炎線維化モデルで線維化を抑制できたというのが論文の趣旨です。

先週まではGIST(Gastrointestinal Stromal Tumor)の症例を集めて論文を書いたものの手直しをしておりました。GISTって日本語でなんと言うのか?といわれると日本語訳はなくて、みなGISTと呼んでおります。

大雑把な表現をすれば、胃癌は胃袋の内側の表面の細胞(上皮細胞)由来の悪性腫瘍で、GISTはカハール細胞という消化管が蠕動運動をするときのリズムを刻むペースメーカーの役割をしている細胞(2層の筋層の間に存在します)由来の悪性腫瘍ということで、由来が異なります。癌に比べるとGISTの頻度ははるかに少ないです。

まあこの論文を一度投稿したところ、こことここが不十分だから書き足せとか、この部分は不要だとか、わかりにくいとか指摘をされて返ってまいりました(これは論文投稿の際に多かれ少なかれあることです)。従ってその指摘にもとづいて加筆修正し、先週なんとか送り返すことができました。

さて、次は26日の日本乳癌学会総会での発表の準備です。乳癌検診について発表します・・・やっぱりあまり消化管外科医らしくないですね。

One response so far

コメント(1) “論文投稿”

  1. 『応援力』取次学on 22 9月 2008 at 16:06:16

    僕の脳(CPU)では、

    ???

    という感じですが(笑)(^^。
    また、遊びにきますね。

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