4月 27 2011

放射線に関する講習会

Published by at 17:52:48 under 放射線について

放射線や放射性同位元素を取り扱う医師に対する講習会というものがあります。私は大学院時代に実験でガンマ線を取り扱っていたこともあり、その実験に先駆けて丸一日かけて講習会に参加したのですが、今回は再教育という扱いになり一時間の講習会の受講ですみました。

医療従事者の被曝線量は平均1ミリシーベルト/年以下だという話を聞いて、私が思っていたよりずっと少なくてちょっと驚きました。

(ちなみに、先日福島県立医科大学での外気放射線量のリアルタイム計測値をご紹介しましたが、今日4月27日午後17時20分現在、0.55マイクロシーベルトです。1日だと0.55×24=13.2マイクロシーベルトになります。100日で1.32ミリシーベルトです。)

いつもだと少々退屈な気もする講習会でしたが、今回は原子力発電所の事故のあとでもあり放射線の管理や被曝線量については興味を持って聞くことができました。

重要な点は、なるべく被曝量を少なくしなければならないということです。

放射線の人体への影響は、「確定的影響」と「確率的影響」の2つに分けけることができます。

確定的影響というのは、一定の線量(しきい値)以下では障害が起きないのですが、それ以上の線量を被曝すると生じる影響のことです。脱毛や皮膚障害、骨髄障害などがあります。

確率的影響というのは、発癌など発生確率が被ばく線量に比例すると考えられているもののことです。

講習会でも確率的影響については低線量でも影響があるので、なるべく被曝量を少なくすることを強調されました。

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