3月 31 2011

旧姓併記のパスポート

Published by at 23:34:19 under 男女共同参画,研究活動

国際学会に参加するために、パスポートの申請をしました。ずっと旧姓のままでおいていた前のパスポートの期限が切れてしまい、とうとう戸籍名というものと向き合わなければならなくなりました。

外務省としてあまり宣伝はしていませんが、旧姓併記のパスポートというものを作成してもらうことが可能です。ただし、結婚前から結婚後にわたり、Kae Okoshiの名前で国際的な業績があることを示さなければなりません。もちろん私にそんなたいそうな業績があるわけではなく、英文論文が幾つかあるという程度です。
それでも、自分の名前の入った英文論文の表紙(結婚前の日付のものと結婚後の日付のものを2,3ずつ)と、現在勤務先でも旧姓で仕事をしているということを示すために旧姓で氏名が記載されている職員証のコピーを提出しました。

外務省で審査されるということで通常の申請よりは1週間余分に時間がかかりましたが、事前に京都の旅券事務所の問い合わせて必要なものを揃えていったのでトラブル無くスムーズに行きました。

Surname: ABC (OKOSHI)
Given name: KAE

と記載され(ABC部分は私の戸籍名上の姓)、所持人自署の欄は「大越香江」と漢字でサインすることが可能でした(もちろん戸籍名でも可)。

埋めこまれているICチップを読み込んでも旧姓は反映されないのですが、少なくとも見えるところには旧姓が併記されました。

夫婦別姓法案も通りそうにありませんので、しばらくこのパスポートで満足しなければなりません。健康保険証はすでに戸籍名になっていますし、運転免許証も今年更新なので、更新したら戸籍名に変わってしまいます。

少なくとも外務省は、キャリアの途中で姓が変わることの不利益を認識しているわけです。 健康保険証や運転免許証も同じように旧姓併記してもらいたいものです。

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