3月 21 2011

連休の京都

Published by at 22:14:30 under 京の行事

3連休だったので普通なら京都も観光客でいっぱいなのですが、やはりなんとなく静かでした。平安神宮の駐車場はいつも観光バスでいっぱいなのですが昨日はガランとしていました。中国人観光客が来なくなったのだと思います。

京都に住んでいると意外と京都の名所を観光しないのです(二条城には行ったことがないし、金閣寺も10年以上行っていないし、紅葉の名所・桜の名所には人が多いのであえて近寄らない)が、平安神宮のあたりは我が家の散歩コースになっています。

昨日は散歩がてらみやこめっせに行ってきました。京友禅の展示会があったからです。この連休に合わせてみやこめっせでは西陣織とかいろいろな伝統工芸の職人さんのイベントなどをやっていました。

残念ながらおそらくはこの震災のあおりをうけて、盛況とは言えない印象でした。 少なくとも例年よりは出足が悪かったと思います。このような大きな災害が起こって、しかも現在進行形である中で、着物を見に行こうとはなかなか思えないのでしょう。

とはいえ、日本の産業全体が冷えてしまってはかえって被災地復興の妨げになりますので、直接迷惑がかからないイベントは粛々と実行していくべきだと思っています(東北電力・東京電力管内でのナイターは論外)。

私自身は和箪笥にたくさん着物を持っているにもかかわらず、忙しすぎて着ることができないということ、単純に収入が少なくて「贅沢は敵だ」状態であるということで新しい着物はここ数年買っておりません。反物を買えば、仕立てるのに裏地やら八掛もいりますし、相応の襦袢、帯も必要ですし、帯揚げ帯締め、草履、かばん、扇子・・・とひと通りのコーディネートを用意しておかないと実際に来て歩くことが出来ません。

逆に言えば反物が売れなくなれば着物関連の種々の産業が衰退するわけです。

昨日は、大学生が主宰した着物のファッションショーをやっていました。着物で乗り降りしやすい自転車の紹介もあり、若い人が着物を着る機会を増やすのはいいことだと思いました。もちろんその着こなしには多少異論もあります(季節感の無さとか)が、そんなことを言っていると多分誰も着なくなってしまうので、この時代に合った着方があるのだと思います。

私の子どもたちも意外とおとなしくファッションショーを見ていました。お宮参りとか七五三とか人生の節目には着物を着せることにしています。私も成人式、結婚式、卒業式(大学・大学院)などでは着物を着ました。大学院の卒業式の時は7ヶ月の妊婦だったのですが、着物で全く問題なかったです。

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こうして日常を過ごせることに心から感謝しています。 原発の鎮静化のために命がけで日々尽力されている方々、被災地の皆様、支援に向かわれた方々、現地で粛々と職務を遂行される方々、本当にお疲れ様です。皆様に少しでも早く安寧の日々が戻りますよう心から祈っております。

少し心苦しい気持ちを抱えながら、それでも自分にできることは今まで通りの生活を送ることしかありません。 首都圏が被災地の有用なバックヤードとして機能できない今、我々がその機能を果たす必要があります。今は体力・精神力を養っておこうと思います。

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