3月 12 2011

東北地方太平洋沖地震・・未曽有の国難に際して

Published by at 16:33:47 under 未分類

昨日の地震では大変な被害がでています。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りしますとともに、救助を待つ人々が少しでもはやく救助されることを願ってやみません。また、救助に当たる方々のご尽力を心から応援し、無事を祈っております。

我々にできることは多分あまりありません。が、傷ついた同胞と国土のために何ができるのかをよく考えて行動しなければなりません。

12日15時現在我々にできることは、ひとつは電力の供給のために節電に心がけることです。 原子力発電所や火力発電所がダウンしています。各地の電力会社から余剰電力を現地に送電するとのことです。私は今パソコンをバッテリーで稼動させています。暖房も消しています。この作業が済んだらパソコンをシャットダウンするつもりです。

(12日23時追記:周波数変換のため、西日本からの送電には限界があるという話もありますが、官房長官が全国民に節電を呼びかける談話を発表しています。備えあれば憂いなしということもありますし節電自体が悪いことではありませんので電力供給が回復するまでは節電を心がけることにします。)

現地では停電のところも多く、しかも病院でも自家発電のための重油を供給する道路が遮断されているため、重油が不足しICUなどで必要な電力の供給が厳しくなるとのことです。また、停電だと電子カルテが機能しないので診療現場はとても混乱していると推察します。

救援物資は阪神淡路大震災の時も保管や仕分けに手をとられて大変だったということですし、また重要な物流を妨げる可能性がありますので我々はむしろ現金を適切な部署に送るのが良いと思います。

ボランティアなど現地に入るのはよくよく検討したほうが良さそうです。自給自足できる軍隊や訓練された救助隊でもない限り、この急性期に出かけていっても食べ物を消費し排泄物の処理もできずにお荷物になる可能性があります。

また、献血は急いでする必要はなく、 鮮度の問題があるので、むしろ足りなくなるのはもっと時間がたってからです。 一度献血するとしばらく献血ができなくなって、本当に足りなくなったときに献血できない可能性があるので、必要な時期まで待っていたほうが良いそうです。

また、長期的な話になりますが、現地の産業復興のために、自分が物を買うときは宮城県産、岩手県産、福島産など被害のあった地域のものを注意して買うようにする、ということもできると思います。海産物や農産物が壊滅的な被害にあったと思われます。大災害ではあっても、必ず復興する動きがでてきます。ただ、時間がかかります。少しくらい高くても現地のために協力できることは協力していきましょう。人がその地で自力で生きて行くためには産業が重要です。

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昨日15時少し前だと思いますが、病院でパソコンに向かって手術記録を確認していると、ふわふわとめまいを感じました。数分持続したと思います。ただ、このめまいは私だけではなく周囲の同僚も感じていて、廊下に出ると患者さんや患者さんの家族も不審そうにしていました。皆が口を揃えて「めまいかと思った」と。

この揺れの振幅がゆっくりで普通の地震よりも長時間・複数回にわたって続き、嫌な感じの地震であると感じました。普通の地震のようにガタガタと揺れてすぐにおさまるというものではなく、私の直感ではどこか遠くの地震が時間をかけて伝わってきているのではないかと思いました。

テレビのニュース速報で東北地方の大地震であることが判明し、首都圏でも大きな被害が出て交通網が麻痺していることがわかりました。

父方の出身は福島県であり、親戚は東北地方に多く住んでいますし、私自身小学校時代には福島県郡山市に住んでいたことがあります。弟は東京で会社員をしています。

夕方、弟を心配した私の両親が弟の携帯電話に電話をしても案の定つながらず、メールで一応無事であることがわかりました。しかし、交通網が破綻しているので会社から帰れない状態であるということで無理に帰らないように伝えました。

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家族や家を失った方々の悲しみや喪失感ははかりしれませんが、その気持ちにできるだけ寄り添う努力が必要です。

そして、この未曽有の災難に際し、国力が低下したとき、自分が自分の持ち場で粛々と日常をこなしながらも国のために何ができるかを考えることが大事だと思います。現地に行くだけが全てではない、また逆にかわいそうだ、気の毒だ、と思うだけではなく一歩前に進むための何かがきっとあるだろうと思います。

一方で、この非常時に誰がどのような発言をし、どのような行動をとったかをよく見てよく記憶しておく必要があります。この事態に乗じる悪い輩がいるかもしれません(国内外問わず)。

まずは救出を、そして復興へ。 あたたかい気持ちで、かつ冷静な行動をとることが我々にできることではないでしょうか。

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