8月 01 2010

京都府医師会勤務医部会幹事会

Published by at 21:49:11 under 医師の待遇,医師会

昨日、京都府医師会勤務医部会幹事会に出席してきました。名簿を見ると40人以上もいるのに驚きました。もう少しこじんまりした会かと思っていたからです。実際の出席者は半分くらいでした。

それにしても、我が京都大学の幹事は私以外に2人おられておふたりとも教授なので、これにもびっくりしました。なにゆえ私のような若輩にご依頼いただいたのか。。。

幹事長、副幹事長、何人かの委員を決めましたがこれはあらかじめ根回しがすんでいたような印象でした。その場で私などが突然手をあげたらみんな困惑するだろうなあと思いながらおとなしくしていました。

今後の活動については勤務医の勤務環境改善や女性医師問題に関してどうアプローチしていくかというところでひとりずつ意見を述べました。
私も今までの調査研究などに触れながら、「勤務を継続していくことだけではなく、いかに評価をしていくか考えていかなければならないのではないか」と意見を述べました。

しかし、医師には奉仕の精神が重要で,労働基準法や36協定はなじまないというような意見も何人から出されました。うんざりして目が泳いでしまいました。

ご本人が奉仕の精神で私生活を投げ出すのはご自由ですが、それを周囲や後輩に強いるのはよろしくありません。患者の権利意識が肥大しすぎた今、医師が遠慮しすぎると状況はさらに悪化します。

少なくとも根性論でやっていけるほど今の医療の最前線は甘くありません。患者や社会の目も厳しくなり、昔なら許されたことも今は許されなくなっていることもあり、訴訟のリスクもあり、医療技術の進歩のスピードも昔の比ではありません。

高い倫理観と精神性、プロ意識、技術の研鑽などを維持するにはそれなりの勤務環境が必要だと思います。それは男性も女性もありません。そのために勤務医部会がどのような役割を果たせるのか、とても楽しみです。

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