6月 13 2010

はやぶさ最後の日

Published by at 23:47:02 under 研究活動

はやぶさが予定通り日本時間6月13日22時50分過ぎに大気圏突入を果たしました。リアルタイムで今か今かと見ていたら、はやぶさの最後の光を見ることができました。
予定より3年長引いた旅の総距離は、約60億キロ(月への往復約8000回に相当)に達しました。長旅も長旅です。

テレビを付けていても全くはやぶさの実況中継などをやっていないので腹を立て、JAXAのホームページをいろいろ見ようとしましたがアクセスが集中しているためかなかなか繋がらない・・・さらにネットで探していたら和歌山大学が実況中継をやっていました。実はリアルタイムでは映像と音声がとぎれとぎれであまりはっきりと見ることが出来なかったのですが、録画された動画をもう一度見るとはやぶさの最後の光の軌道をはっきりと見ることが出来ました。(2分59秒から佳境)
何だか涙が出そうでした。7年間も宇宙を旅をしてきて地球の大気圏まで帰ってきたけれど地上にはたどりつけないというのは何だかけなげで・・・

それにしても、ツイッターでどんどんチャットと言うかメッセージが入っていますが、私と同じようにこの瞬間をテレビでは流していないことに怒っているものがいくつかありました。テレビなんて役立たず!申し訳ないけれどサッカーよりこっちのほうがよっぽど面白いのに。また、JAXAが事業仕分けに引っかからないように願うとも。

実は、「はやぶさ2」は重要な局面を迎えています。来年度予算に「はやぶさ2」予算が入るかどうか、という問題です。
宇宙開発は国際的な競争です。決して2番煎じになってはならないのです。

たとえば、「はやぶさ」のイオンエンジンを作ったのはNECなのですが、今回のはやぶさ地球帰還成功によりその技術の確かさが証明されたことになります。世界に誇る技術をもって世界市場に打って出ることができます。

後はカプセルの回収と中の分析ですね。サンプルは採取できていないのではないかと私は思っていますが、それはそれで次のチャンスに生かせれば良いと思います。

はやぶさが大気圏突入直前に撮影した写真はなかなか示唆的です。

115016426.jpg

私はパソコンのデスクトップに貼りつけました。

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