6月 23 2008

たばこ関連税の値上げ

Published by at 17:46:33 under アンチエイジング,禁煙

昼食を食べに行こうと病院の前を通ると、ちょうどお昼休みだったためか10人くらいの人が歩道で路上喫煙中でした。今日は出入りの業者や患者さんたちのようでした。日によっては職員もいるようです。なるべく端を歩きましたが、もくもくと煙は漂ってくるし、何より私の前に歩きたばこをしている人もいたようで延々煙たいままでした。

病院は敷地内禁煙にする以上、病院周辺の路上喫煙も注意をするべきだと思います。あるいは敷地内禁煙はあきらめて、必ず強力な排気システムを持つ喫煙スペースをどこかに設けないと喫煙者も嫌煙者も両方不幸です。

昼食はもちろん禁煙のお店でゆっくりといただきました。以前通りがかりにたまたま見つけて禁煙スタイルにも登録しておいたお店です。

19日に、たばこ関連税の大幅引き上げを目指す超党派の「たばこと健康を考える議員連盟」が医学的な立場から喫煙規制を求めている日本学術会議から意見を聴取したところ、1箱1000円に値上げすれば4兆円程度の増収が見込めるとの試算が示されました。私は現在たばこがひと箱いくら位かわからなかったのでふと自動販売機を見ると、300円ちょっとくらいのようですね。3倍の値上げは結構な値上げ幅です。
現行のたばこ関連税は、1箱当たり約175円ですが、試算によると、

価格が600円、1000円になるよう税率を上げた場合、それぞれ

喫煙人口 : 現在3600万人→3300万人→3100万人

たばこ消費量 : 現在2700億本→1850億本→1440億本

税収 : 現在2兆2000億円→4兆3400億円→6兆2600億円

となるということでした。しかし、今日の日刊スポーツ

「たばこ1箱1000円なら税収減?」

たばこが1箱1000円に値上がりすると、税収増どころか最大で1.9兆円税収が減るとの試算結果を京都大大学院の依田高典教授(応用経済学)がまとめたと報じています。

試算によると、1箱1000円では喫煙者の97%が禁煙しようと思うと考えられ、全員禁煙に成功した場合、税収が1.9兆円減少し、1箱300円の場合と同じ54%の禁煙成功率で試算しても、税収増は3兆円にとどまるというのです。

1箱500円の場合は、禁煙しようと思う人の割合は40%にとどまるとみられ、0.6兆-1.5兆円の税収増が見込めるそうです。

確かにたばこがひと箱1000円になったらほとんどの人が禁煙しようと思うでしょうが、全員が禁煙に成功するとはまた極端な話でありえないのではないでしょうか。日刊スポーツの読者層は喫煙者の割合が高いと思われますのでちょっとそちらよりの記事になっているかなあと感じました。

一方、今日の時事通信は、喫煙者を減らすにはテレビ広告でのキャンペーンとたばこの値上げが最も効果的であるという「豪州がん協議会」の調査結果を報じています。

1995年から11年間、国内主要5都市の喫煙率の毎月の推移とたばこの価格の関連を調べた結果、たばこの値上がり時と禁煙を呼び掛けるテレビ広告量が増えた際に顕著に落ち込んでいたのです。

オーストラリア国内のたばこは1箱(20本入り)が10豪ドル(約1000円)前後で、7割が税金ということですから、日本のたばこが1000円くらいになっても妥当かもしれません。いきなり3倍の値上げは極端にしても、段階的に値上げをしていくのがよいのではないでしょうか。

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