4月 04 2010

ポリオワクチンの季節

Published by at 15:51:48 under 妊娠・出産・育児,感染対策

4月になりました。ポリオワクチンの季節です。

全国的に同じなのかどうかは知りませんが、京都では4月と10月に保健所でポリオワクチンの接種が行われています。

日本では弱毒生ワクチンが使用されています。したがって、ポリオワクチンを飲んだ子どもがポリオを発症することもまれですがおこりえます。また、先日体調不良で定期接種の時にポリオワクチンを接種できなかった子どもが、周囲の子どもたちの便由来と思われるポリオに感染して発症したという報道がありました。

海外では野生株を不活化したワクチンが用いられますので、ワクチンによってポリオにかかることはありません。

現在、三種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンを合わせた混合ワクチンの開発中だそうです。数種類のワクチンが混合になると、それだけ接種回数が減りますので提供する側も、接種される側も負担が減ります。そもそも生ワクチンだと4週間次のワクチンを接種することができません(不活化ワクチンだと1週間で次のワクチンを受けられる)。

子どもが生まれると、母親はどういうスケジュールでワクチンを接種していくかカレンダーとにらめっこになります。BCG、3種混合、ポリオ、、、ヒブ、、、
風邪をひいて熱を出せば再調整が必要です。保健所で接種するBCGやポリオは日程が少ないのでうまく体調を整えられるか気を使います。

(在住する区の保健所の日程で受けられなかった場合、京都市内の別の区の保健所の日程でも受けることが可能だそうです。)

海外では三種混合+不活化ポリオワクチンにヒブワクチンを加えた混合ワクチンが開発されています。ヒブワクチンと三種混合ワクチンは接種タイミングが同じで、日本でも現在同日接種が可能とされていますが、混ぜて打つことができないので左右の腕に別々に打たなければなりません。

子どもやその親たちの利便性も考え、科学的に安全で効果のあるワクチンを提供するように戦略を練ってほしいと思います。

5 responses so far

コメント(5) “ポリオワクチンの季節”

  1. tomosekineon 05 4月 2010 at 5:26:43

    DTaP+IPV+Hib の5種混合ワクチン、DTaP+IPV+Hib+HepB の6種混合ワクチンの接種が東京、その周辺では直ぐに受けられます。在庫も十分にあり、5種混合か6種混合を受ける父母が増えています。今のところ、5種混合を接種する方が多いのですが直ぐに6種になるものと思われます。接種するクリニック、病院は10カ所ありますので問題はありません。東京では有名な都立駒込病院でも5種混合が直ぐに受けられます。費用は自己負担ですが、5種混合で一回目が12,000、二回目以降は10,000(税抜き)です。1dose 0.5ml です。6種混合の価格は現在20,000-22,000円です、二回目以降は安くなります。
    なお、韓国、香港、台湾、シンガポール、タイでは日本駐在員の家族はこの5,6種混合ですし、インドネシア、インドも含めて現地の中流と言われる人達も5,6種混合です。
    いまさら4種混合を開発する必要性は感じませんし、厚労省の指示をまつまでもなく市民が正しいと考えることを実施するだけのことだと思います。厚労省、国立感染症研究所、学会のレベルは世界と比較して20年遅れています。日本駐在の大使館員、米軍・軍属の家族の要望から10年以上前からIPVは普通に接種されてきています。

  2. adminon 05 4月 2010 at 22:08:55

    コメントありがとうございます。
    東京のほうでは5種、6種混合を接種されている人が増えているというのは私も勉強不足で知りませんでした。
    京都では耳にしたことがありません。少なくとも一般人が普通に受けられる体制にはなっていないと思います。
    (私自身子どもたちの予防接種スケジュールには頭を悩ませてきたので当事者です)

    混合ワクチンの値段はさすがに結構高いかな、と一瞬思いましたが、もともとヒブも7000円くらい、3種混合・ポリオは無料なので12000円はやや高めではありますが手間暇を考えるとまあ妥当かな、と。

    ただ、駒込病院のHPによると、病院が個人的に輸入しているワクチンのため、何らかの健康被害が出た場合でも保障はされないようです。
    http://www.cick.jp/kakuka/vaccine.html
    このへんの保証制度が整備されるとさらに安心して接種できるようになりますね。

  3. hachion 13 4月 2010 at 11:55:26

    医療者でなく一般市民なのですが。書き込みしてすみません。
    いま京都市に住んでいて、7ヶ月の子の母親をしております。
    予防接種のときはいつも、怖いので色々調べていて、こちらにたどり着きました。

    まさに今月ポリオを接種するのですが、
    身内にはS52年生まれの者もおりますし、私も免疫検査をしたわけではありませんから絶対に安全、ではないですし不安です。

    子ども自身は、今はまだ未接種ですから外出先で寝かせたりおむつ替えはしないようにしています。
    接種数日後に託児所へ預ける予定があり、保育士にも確認・念押しはしてますが、よそのお子様にうつらないかも・・とにかく不安です。
    過剰な心配は不要というのは確率での話であって、もし何万分の1にあたったら一生の話ですから・・・。

    ネットを見ると、「うつる”危険が高い”ようなワクチンは使いませんと接種会場で医療者から言われ、”安心した”」といった話も載っておりましたが、
    国内で認められたのなら大丈夫という考えでしょうか。

    日本は先進国だ、安全な国だという考えがどうしてもありますが、
    予防接種では後進国であることを、もっと広く認知されてほしいです。
    (先日の府知事選挙では候補者の方が言っておられましたが、もっともっと取り上げられるべき話だと思っています。)
    そして、とにかく一日でも早く、不活化ワクチンが認可されてほしいです。

    あ、蛇足ですが、今はDPTは無料になっております。
    ヒブは7000円から9000円くらいしますね。

    長文書き込みして、失礼いたしました。

  4. adminon 13 4月 2010 at 23:43:38

    コメントありがとうございました。DPT、無料でしたね。ついうっかりしていました。
    コメント修正しておきました。おたふくかぜ、とかインフルエンザとかいろいろ受けたので勘違いしていました。

    先日うちも第2子のポリオを受けてきました。4月1日に先陣を切って(笑)。感染症についてはある程度割切って生きていかないときりがないのですが(外出先ではおむつを替えないとかいうのも難しい話ですよ)、ポリオの生ワクチンは不活化に切り替えていってほしいですね。

    年子の兄弟がいると上の子がポリオを先に接種することになり、下の子は無防備のまま家庭内で濃密接触をすることになります。うちも昨年10月に上の子がポリオ接種した時は下の子がまだ生後2カ月で、そういう無防備な状況でした。入浴の順番を必ず下の子を先にする、くらいしか対応のしようがありません。おむつ交換時も気をつける、とは言っても小さい子の複数いる家庭内はカオスの状態なので限界がありますよね…保育園とか外出先、とかいうよりよっぽどこっちのほうが接触が濃密なのでリスクの高い状況だと思います。

  5. tomosekineon 11 5月 2010 at 4:42:34

    近畿地区でもポリオ不活化ワクチンを接種してもらえます。大阪と奈良です。大阪、滋賀に住む知り合いはそこで接種しました。今、東京でポリオ不活化ワクチン単独接種をしますと、費用は1回4500-5000円です。

    働く母親にとってはワクチンスケジュールの関係もあり、5・6種混合ワクチンが好まれるようです。

    またご参考まで。転勤で欧州、米国に小学生の子供を同行することになりましたら、生ワクチンを2回接種していることを証明する書類が必要となります。そして、追加で不活化ワクチンを1回接種します。これをブーストと呼んでいます。

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