2月 25 2009

パネルディスカッションの反省会

Published by at 12:34:22 under 会の活動,女性医師支援

本日はパネルディスカッションの反省会をしました。京都新聞の取材の方も来られてなかなか興味深い話になりました。

・女性医師のモチベーションを高めるには?

・そもそもモチベーションがない人のモチベーションをわざわざ高める必要があるのか。頑張りたい人が頑張れる体制をひとまず用意するべきでは。

・ 私のプレゼンで女性医師が出産後に病院勤務を続けにくいのは当直やオンコールの勤務がしにくいこと、患者さんの時間外の変化に対応しにくいことなどを挙げたけれども、岡山大学病院ではそういうDutyをなしにしてしまっている。システムとしては現行のシステムを少し変えるだけで可能な話ではある。

・女性医師の側からすればよいが、患者さんからすると女性医師を避けたくなる理由になりはしないか。夜も休日も診てほしいに決まっている。実際に休日に出勤することを当たり前のように思っている患者さんは存在するし、そういう患者さんの意識の改革も必要ではないか。

・女性医師は補助的な仕事しかできないままであり、昇進など望めなくなるのではないか。

・京大病院では助教以上のスタッフに占める女性の割合は10%に満たなかったがこれはもう少し増加していく可能性はあるのか。

・しかし、女性スタッフの割合に目標値を設定してしまうと質の低い管理職が誕生する可能性もあり、かえって問題かもしれない。

・そんな理由もあるのか、今のところ京大では女性スタッフの割合を設定するようなことはしていない。

・小さい子どもがいると18時以降は働きにくい。時々なら対応できるが、食事や入浴や就寝の時間を考え、親子関係のためにも18時がギリギリのところである。それなのに、普段の診療では18時からカンファランス(患者さんの手術や治療方針などを決定するためのスタッフ会議)が毎週あるなど、時間外に働くことが前提になっている。

・京大には病児保育はあるが通常の院内保育所がない。順番が逆のような気がする。

などなど、当日よりさらに盛り上がりました。

本当の男女平等は難しいものです。次はさらに論理的な議論ができるような会を開きたいと思います。

One response so far

コメント(1) “パネルディスカッションの反省会”

  1. 医師求人on 25 2月 2009 at 21:57:48

    とても参考になりました。有難うございます。

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