1月 16 2009

大腸癌研究会

Published by at 22:41:12 under 学会活動,禁煙

今日は大腸癌研究会で発表してきました。骨盤腔内を占拠する巨大な直腸癌に抗癌剤が著効した症例の症例報告です。

また、癌治療と医療経済についての特別講演も聞いてきました。

特に興味深かったのは、

(1) 癌患者の自己負担の平均額が年間約100万円らしいのですが、なんと、そのうち健康食品や民間療法に20万円強を使っているのです。

(2) 癌検診の受診率を50%に上げよう!という厚生労働省は推進していますが、その裏にはもちろんトータルで医療費や癌による逸失利益(癌にならなければ本来得られるはずの賃金など) を減らすことができるという含みがあってのことです。しかし、今のままの検診のコストや発見率、発見時の進行度では検診の費用ばかりかさんでトータルでマイナスになるので、コストを下げたり、癌の発見率を上げて早期発見の割合を増やす必要があるというお話でした。

それにしても東京滞在わずか3時間少々で日帰りしたので疲れました。

しかし、新幹線のグリーン車は快適なようで中途半端なつくりをしています。すいているのと幅が広いのは良いのですが、頭の角度や足のやり場などはとうてい快適とは言えません。

フルフラットとは言いませんが、飛行機のビジネスクラス並みに快適なシートを作ってくれてもよいと思います。

それから、10号車が喫煙のグリーン車のせいか、新幹線ホームもちょうどそのあたりに喫煙場所があります。そこを通り抜けるのにいつも息を止めて足早に通り過ぎるのですが、今日も吐きそうになってしまいました。ホームの喫煙場所についてはもっと考えてほしいものです。

2 responses so far

コメント(2) “大腸癌研究会”

  1. EXILEon 19 1月 2009 at 16:01:47

    癌になったら患者の心理としては、すがれるものがあったらなんでもすがりたい気持ちになるんでしょうが
    民間療法に20万は・・・

  2. adminon 19 1月 2009 at 22:33:13

    そうでしょ、びっくりしますよね。抗がん剤の値段も高いですが一応効果が科学的に検証されたものですからね。

    民間療法や健康食品については患者さんによく尋ねられましたよ。飲んでもいいですか、とか・・・内容がよく理解できないようなものもあって返答に困ることがあります。

Trackback URI | Comments RSS

コメントを残す