11月 22 2008

白熱した議論

Published by at 21:52:51 under 会の活動

場所がわかりにくいところだったにもかかわらず、わざわざ探して来てくださった皆さん、ありがとうございました。ふらっと入ってこられるような場所ではないので集まったのはコアな方々ということになるのでしょう。

市内の病院関係者の方々(なんと院長先生まで!ありがとうございました)、理学部の学生さん、院生の方、教育研究科の院生の方、和歌山医大の学生さん、ちょっと所属をおうかがいしそこねた女性の方、ありがとうございました。もしこの会に興味を持っていただけたら今後もいろいろな形でご参加ください。

ロールプレイングを実際に医療の現場で働いたことのない一般の方にお願いするというのはかなり無謀という気がしていましたが、割り振った役割を一生懸命演じてもらいました。

設定は

「脳出血の妊婦がかかりつけ医を受診、かかりつけ医が受け入れ先を探す」

「夜間の救急外来で発熱の子どもを連れた親が診察の順番をぜんそく発作の子どもに先を越されて怒りだす」

「胃癌の手術前の説明」

についてロールプレイングを行いました。結構難しいと思いました。

頭痛を訴える妊婦とかかりつけ医、受け入れ先の病院の当直医という設定で私はかかりつけ医の役をしました。脳外科疾患の可能性を考え、受け入れ先を電話で探し始めると、患者さんや患者さんの家族への対応がおろそかになることがわかりました。

「頭が痛いんです。大丈夫でしょうか?」

「急いで大きな病院へ行くなんて、どうなんでしょう?そんな急がなければならない状態なんですか?」

と妊婦役が不安そうなセリフを言ってきても、受け入れ先に何とか受け入れてもらおうと話すのに必死で余裕がないのでうまく返答することができません。

受け入れ先を医師が探すというのは、医師が患者さんに向き合う時間と気力を削ぐものであるということがよくわかりました。下手をすると患者さんのちょっとした変化やサインのようなものを見落とす可能性もあります。

また、コンビニ病院の是非や、このHPで私が述べていた歯科医師の手袋問題、患者さんの呼称問題(患者さんor患者様?)について論じたり、学生はもっと勉強すべし、と我々が主張したり、と我々にとっても勉強する良い機会になりました。

明日もやります。総合館西棟の共西01講義室で10時~16時となっています。よろしくお願いします。

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2 responses so far

コメント(2) “白熱した議論”

  1. TKon 27 11月 2008 at 15:24:01

    11月祭二日目にお邪魔させてもらった者です。
    実際に仕事をしている医師の方の話を直接聞ける機会はあまり無いので、大変興味深くお話を聞かせていただきました。
    ロールプレイングではかなりいってはいけない言葉をいってしまった気がします。うちの大学では5回生全員がロールプレイングをつる機会があるので、それまでに十分な知識をつけて、医師役を務められるようになりたいと思います。
    京大医学部の1回生の方が英語でGISTの発表をしていたのには驚かされました。同じ1回生としてはただただ感心するばかりです。
    また機会があればお邪魔させていただきたいと思っています。そのときはよろしくお願いします。

  2. adminon 27 11月 2008 at 21:38:55

    ロールプレイングは結構難しいと思います。実際、私の年代はまったくロールプレイなどの演習なしに実際の臨床現場に放り込まれた世代なので、今の学生さんはチャンスがあってうらやましいと思いますよ!

    ロールプレイングについては教育研究科の大学院生の方が興味深い話をしていかれました。その辺についてはまたあらためて書きます。

    英語は出来ないよりはできたほうが良いです(笑)。わたしはできない方なので苦労しています。

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