Archive for 9月, 2010

9月 29 2010

胃腸かぜ(感染性胃腸炎)

先々週末からあった心窩部痛に加え、今週は胃もたれ、食思不振、軽度の嘔気をきたし、これは悪い病気なのではないかという考えがちらりと頭をよぎりました。特に昨日は朝からほとんど何も食べることができず、ひたすら水分摂取に徹しました。全身の倦怠感と眠気、下腿の筋肉痛は「胃腸炎」が全身に影響をおよぼしているようでなんとなく重篤感がありました。

うちの家族が少しずつ時間差をおいて同様の症状をきたしているところを見ると、どうも感染性胃腸炎の可能性が高いのではないかと現在は考えています。ただ、先々週末からの心窩部痛というのは説明できないので、友人のドクターに胃カメラを勧められています。

嘔気のある時は時間をあけて少しずつ水分を取り、大丈夫そうなら少しずつ消化の良いものを食べて様子をみるのが良いと思っています。無理に物を食べる必要はなく、胃腸を休めて水分摂取を心がけるべきです。

今日の午後くらいから私の症状は改善し、少なくとも嘔気はなくなりました。食欲はまだありませんので少しずつうどんや雑炊などを食べています。季節の変わり目で体も弱っているのかもしれません。

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9月 26 2010

内視鏡外科学会 内視鏡下結紮・縫合手技講習会

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昨日は、 内視鏡外科学会主催の内視鏡下結紮・縫合手技講習会に参加してきました。

30人の参加者のうち、女性は私だけでした。レクチャーとボックスによる実技トレーニングに1日明け暮れ、眼と手が疲労困憊です。
練習用ボックスとはこんな感じです。

二人一組でひとつの練習用のボックスを使って結紮の練習やタイムトライアルをしました。もう一人の先生はかなり慣れておられるようでした。はっきり言えば私は全くの初心者でした。私は大腸グループに所属しているので、大腸の手術では腹腔内で結紮する手技がほとんど必要ありません。そもそも私はスコピスト(カメラ持ち)をすることはあっても術者への道はまだまだ遠いです。

そうはいってもチャンスはいつやってくるかわかりませんのでトレーニングは必要です。ボックスは病院の医師控え室においてあり,自由に使えるのですが、そもそも私は病院にいることが出来る時間が限られているので結紮の練習まで手が回らないというところが現実です。

今回は気合を入れて3万円の自腹を切って講習会に参加してきました。1回も練習をしたことがなかったので恥を晒してきました。最初のタイムトライアルでは「できない」ので記録なしという不名誉な結果でした。まあこれは仕方のないことです。せっかく講習会に参加するのでゼロから(鉗子の持ち方から)勉強させてもらおうと思っていたからです。
同じボックスのもう一人の先生が上手だったのでそれを何度も見ては自分でもトライし、講師の先生に熱心に指導していただいて何とか出来るようになりました。最終的には結紮も何とかできるようになり、1分7秒までタイムが縮まりました。平均が58秒ということだったので平均以下ということになりますが、出来なかった人ができるようになったのでよしといたしましょう。

せっかく曲がりなりにもできるようになったので、時間を見つけてまた練習を続けようと思います。それにしても昨日は疲れました。今日も腕が筋肉痛です。変に力んでいたんだと思います。

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9月 23 2010

次回かもがわ漢方研究会の概要

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次回かもがわ漢方研究会の概要が決まりつつあります。

日程:11月27日(土)午後
場所:京大近辺(未定)

講師:秋田大学 中永士師明先生(救急医学)
京都大学薬学部伊藤美千穂先生のご指導で「屠蘇散の作成」も予定しています。
屠蘇散はお持ち帰りいただき、日本酒か味醂につけていわゆる「お屠蘇」にするものです。

11月はいろいろ忙しいのですが、頑張ります。
皆様是非ご参加ください。

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9月 19 2010

男性医師と女性医師の配偶者の違い

何気なく7月の医学教育学会で出したスライドを見ていたら、やっぱりこれは面白いんじゃないかと思ってここでも公表することにしました。今年3月に京大病院全医師を対象にした調査研究のごくごく一部です(画像をクリックすると拡大します)。

presentation12.jpg

家のことをほとんど引き受けてくれる奥さんがいるのといないのとでは、外で働ける時間に差が出るのは仕方が無いように思いますがいかがでしょうか。

ちなみにすべてのデータは近いうちに公表予定で準備をしています。ご利用になりたい方はご自由に使っていただいてかまいませんが、出典を明らかにするという意味でご連絡をお願い致します。

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9月 16 2010

魚骨の思い出

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今朝、アンチョビの小骨が上顎の粘膜に刺さるという恐ろしい目にあいました。カタクチイワシの骨なのでとても細くて短く、しかも上顎の粘膜で前歯のすぐ裏あたり(医者のくせに解剖学的な位置を医学的に正しく述べることができません)に刺さったので自分では全く見えません。私の配偶者が、マンモグラフィ読影用の大きなルーペで覗きながら四苦八苦しながら攝子でとってくれました。朝の忙しい時間に大事件でした。

数年前、何ヶ月も予約でいっぱいの有名な料理屋さんにやっと予約が取れて友人と出かけたのですが、ぐじの若狭焼を食べていて喉に骨が刺さってしまったことがあります。途中で何度もご飯を丸飲みするという素人のようなこともしてしまいました。本当はやってはいけないんですが、何とか取れないかとわらにもすがる思いでした。とてもとても貴重な機会だったのに、 喉に骨が刺さってからは全く食べた気がしませんでした。

友人も外科医であったため、この魚骨をどうしようかという話になり相談しました。最終的には耳鼻科でとってもらわなければなりませんが、もう夜で、救急外来に飛び込むしかありません。翌朝まで待てるか、待ったらやはり周囲の組織が腫れてきてあまりよくないのでは、、、

とりあえず舌圧子(お医者さんが喉を見るときに舌を押さえる木や金属のへら)と懐中電灯でのぞいて見てもらいました。 「見えるところに骨はないよ」

自覚的にもかなり奥の方でした。これは耳鼻科でファイバーで見てもらうべきか。

研究室に喉頭鏡があるかも、ということで探すとブタの実験用の喉頭鏡(滅菌済み)がありました。喉頭鏡は全身麻酔をかけるときに喉に人工呼吸用の管を通すためにその名のとおり喉頭を見るための道具です。さらに、鉗子まで出てきました。

「おえ」とはなりましたが、 さすがに喉頭鏡で覗くと魚骨を見ることができて、さらに鉗子でつまんで除去することもできました。友人に感謝です。なかなか立派な骨でした。

笑い事ではありません。

小腸まで到達した魚骨が小腸壁に突き刺さって穿孔性腹膜炎をきたすこともあります。外科医なら1回か2回はそのような症例を経験しているでしょう。

また、食道に刺さった魚骨をしばらく放置していたために周囲に膿瘍を形成し、大動脈に穿破して出血死という症例も聞いたことがあります。

最初は小さな穴ですが、時間とともに周囲の組織に炎症が波及していきます。

今日は朝から魚骨にたたられ、仕事に行く前から消耗してしまいました。でもやはり早く抜いてもらえてラッキーだったと思います。

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9月 10 2010

厚生労働科研費に採択されている研究課題

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私が今年度の厚生労働科研費をもらっていることは以前にも書いたと思うのですが、他にどんなテーマが採択されているのか調べてみました。「傾向と対策」を調べることは重要です。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkyuujigyou/hojokin-koubo16/21.html

地域医療基盤開発推進研究事業に採択された研究課題の一覧表が出ています。私の研究課題は下から2番目です。私は若手枠のはずなのですが、こうして全体を見ると若手枠と思われる研究代表者は他にはほとんどおらず、教授などそうそうたる方々ばかりです。

若手研究者は最初から当たらないと思ってあまり申請しなかったのかもしれません。私も種々の申請書を書いて出してきましたので、打率は必ずしも高くはありませんが、出さなければ当たらないということです。

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9月 09 2010

メディカルカフェ@町家 始動します

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メディカルカフェ@町家「お医者さんと話す会」による健康力向上プロジェクトを始動します。今まで敢えて詳細を紹介していませんでしたが、本日京都府医師会の理事会において正式に後援が決定いたしました。
また、昨日京都市の後援が決定した旨の書類が届きましたので、そろそろ公開いたします。

メディカルカフェ@町家 (メディカルカフェアットまちや)
日時:平成22年11月20日(土)14時~16時
会場:楽膳柿沼(京都市左京区東丸太町46 TEL:075-771-1777)
参加費:500円 (お茶菓子代実費)
テーマ:医師不足は本当か~日本でいちばん医師の多い京都の現実~「勤務医の労働環境と女性医師」
講師:大越香江(京都大学医学部附属病院消化管外科医員・京都府医師会勤務医部会幹事)
対象:中学生以上10-20名程度
後援:京都大学グローバルCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」
京都市
京都府医師会

メディカルカフェとはサイエンスカフェの医療版です。そもそもサイエンスカフェとは、市民と科学者の科学技術コミュニケーションを図る場であり、欧米では大学の教育プログラムに組み込まれています。メディカルカフェでは医師から一方的に話を聞くだけではなく、様々な経験をお持ちの方の意見や質問を受け、対話を通して医療について話し合う形式をとります(個別の医療相談は一切お受けできません)。

今回は京都大学グローバルCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」の男女共同参画ユニットとして2008年度より調査研究を進めてきた勤務医の労働環境や女性医師問題について取り上げます。医療崩壊の一因とも言われる医師不足の実態、京都の現実、女性医師が勤務を継続することの社会的意義などを考えます。

双方向コミュニケーションの形をとりますので、ディスカッションに積極的に参加される方をお待ちしております。また、ゲストのトーク及び質疑応答の内容については小冊子にまとめて発行、webで公開することを予定しております。

連絡先 メールアドレスinfo@kyoto-wakateishi.com

実はテーマが堅すぎて反応が薄いのではないかという左京区の担当者の意見もありました。
しかし、大学が提供する話が堅くならないはずはなく、キャッチーなテーマで人を集めても内容についてこられなくてディスカッションが盛り上がらなかったらお互い不幸だと思います。
メディカルカフェ@町家「お医者さんと話す会」と十分一般向けのプロジェクト名にしてありますので、そのへんのバランスをご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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9月 08 2010

日本医師会雑誌の論文

私の「医師の勤務環境に関する考察-京大病院女性医師調査から」が最新(第139巻第6号)の日本医師会雑誌に掲載されました。

まだまだ未熟な内容ですが、協力してくれた方々の為にも結果を公表することは重要と考え、このような形で世に出すことにしました。

オンラインでは会員しかアクセスできませんが、もう少しすると別刷りが出来上がります。希望される方はinfo@kyoto-wakateishi.comまでご連絡ください。

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9月 07 2010

PCの顛末

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私の水没したレッツノートは現在も修理中です。

ただ、幸いなことにHDは無事だったと修理担当者から連絡をもらいました。幾つかの部品を交換するために今週いっぱいを要するそうです。それくらいは我慢しなければ。しかも、プレミアムエディションで何やら保険がかかっていたようで、修理費も私の支払い分はないという話です。

とはいえ不便きわまりないのは間違いありません。早く帰ってきてほしいです。

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9月 03 2010

PC水没の災難

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私の愛するPCが水没しました。

どういう状況で水没したのかといえば、バッグに入れていて、ペットボトルのお茶のふたがはずれてPCの一部が浸水したということなのです。バッグが防水になっていてお茶が漏れ出ずにバッグ内にたまってしまったための悲劇です。

レッツノートのプレミアムエディションなのである程度保証はされるようですが、お金より何よりもハードディスクが生きているかどうかが重要です。重要な最近のファイルはGoogleのドキュメントなどにアップロードしているのですが、ちょっと前のファイルや画像がたくさん入っています。数ヶ月前に外付けハードディスクにバックアップしたあと放置していたのでこの空白の期間のファイルや画像が吹っ飛んだ可能性があります。こういう事故になるとバックアップの重要性を思い知るのですが、また喉元すぎれば熱さを忘れる、ですぐに忘れてしまいます。これからは必ずバックアップを取りますからどうか無事にハードディスクが返ってきますようにと祈っています。

それにしても作業効率が悪くなりました。パーソナルコンピューターとは良く言ったもので、個人用にカスタマイズしておかないと効率が上がらないものですね。

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