Archive for 12月, 2009

12月 29 2009

朝日新聞

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昨日の朝日新聞の朝刊京都版に掲載されました。
写真が大きくて恥ずかしいので小さく紹介させていただきます。

記事の下のほうに例の「府立医大病院敷地内禁煙化」の記事も載っています。

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12月 28 2009

外科学会

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日本外科学会に応募していた演題が採択されました。学術集会は来年4月に名古屋で開催されます。

特別企画5女性外科医の勤務継続とキャリアアップのために何が必要か?
セッション日時:2010 /4/10 13:00~15:00

この特別企画というのがどういう形式のセッションなのかよくわからないのですが、最近このネタで食いつないでいる感じなのでその流れで応募してみました。このテーマで厚生科研費も申請しましたし・・・

先日の臨床外科学会のような感じなのでしょうか?シンポジウムかパネルディスカッションか、はたまた普通のプレゼンだけなのか?

この時間なら名古屋まで日帰りで往復可能です。このまえの臨床外科学会のような早朝ではないので楽ですね。

何が必要かっていわれてもいろいろ必要なことがありすぎて一口には言えないですよね。

今日も私は昼食を食べ損ね、秘書さん手作りのお菓子を乱暴に口に入れて走り回るというたいへん切なくも申し訳ない一日を過ごしました(師走といえば師走ですね)。

しかも夕方いったん帰宅して夕食の支度をした後(食べる暇もなく)また仕事場に戻るという一日でした・・・再度帰宅してからあわただしく食べました。献立はアジのムニエルと味噌汁とレンコンのきんぴらです。料理も時間との闘いです。家族の健康にも配慮しなければなりません。

食事を食べ損ねるなんてことは外科医にはしょっちゅうあることなので取り立てて言うことではないのですが、それ自体が問題なのです。

すべての外科医が基本的には普通の時間に食事を食べて普通に睡眠をとれるような医療現場であれば女性外科医も普通に仕事を続けていけると思いますし、男性外科医との差もなくなるのでキャリアアップも問題がなくなるはずなのです。

そういう社会って難しいんでしょうね。。。私は患者さんの受診行動、ひいては国民の医療文化が現在の医療崩壊に多大な影響を及ぼしている可能性があると考えています。

また、現状の厳しい勤務体制を支えるのは実は専業主婦の存在だと思っています。男性外科医の場合は妻、女性外科医の場合は母親という専業主婦のバックアップなしでは勤務継続は困難です。

そもそも、そんなに頑張らないといけないものなんでしょうか・・・?ひとつの職業として淡々と業務をこなしていけるような「お仕事」になればいいのに。

4月の学会発表までさらに思索を深めようと思います。 論文も書かなければなりません。

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12月 27 2009

大先輩のご意見

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先日、80歳代の現役開業医のお話をうかがう機会がありました。

医療制度で後期高齢者、という区分ができて物議をかもしたけれども、高齢の医師(例えば70歳以上など) を対象にした継続的な教育の機会も必要だ。

もちろん医師会などで生涯教育なるものがあるので参加している。しかし、研修医なども参加していて高齢の医師だけをを対象にしているわけではない。高血圧、とか糖尿病の話が多いように思う。また、必ずしも「最先端」の話である必要はない。

例えば、「化学療法」といえばいまや癌に対する抗癌剤治療をさすことがほとんどだが、かつてはサルバルサンによる梅毒の治療など、抗菌剤による感染症の治療を指すものであった。こういう用語の変化というものについて教えていただかないと困る。

また、患者さんを大きな病院に紹介して治療をしてもらう場合、見舞いに行っても一般人と同じ扱いなので、実際に行われている治療を見たり聞いたりすることができない。退院後の患者さんに尋ねても素人なので細かいことまでは把握しておらず、 物足りない。

・・・・・・

我々は教育を重要視していますが、まさしく大先輩のドクターも同じご意見であったというのは興味深いです。もともと医者には向上心の強い人が多いと思うのですが、60年も医者をやっていて、なお新しい知識を身につけたいと望んでおられるのは素晴らしいと思いました。

生涯教育の真の在り方について考えてみようと思います。

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12月 26 2009

病院の敷地内禁煙

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京都府立医科大学附属病院では来年の元日から併設する同大学を含めて敷地内を全面禁煙にする、と発表しました。

!!!

今まで禁煙ではなかったのか、と驚きましたが、実は今までも敷地内に設けたプレハブ建ての喫煙室を除いて禁煙としていたということで、まあ実質禁煙だったのですね。来年の元日からはここでも吸えなくなるということのようです。

京大病院のように病院周囲の道路等で吸うようになるだけではないかな、 と思います。京大病院の周辺はひどいですから。患者さんも職員も、出入りの業者もみんなでぷかぷかです(敷地内禁煙の看板の目の前でも)。そういうのをもっと取り締まらないと敷地内禁煙の意味がないし、近隣住民や通行人にかえって迷惑ではないかと思います。

(近隣住民でもあり、通行人でもある私は心底迷惑に思っています)

府立医大でも同じことが起こる可能性があります。今までのほうがよかったのではないでしょうか・・・?

さらに府立医大病院は待合タクシーも禁煙車のみとするそうです。京都の場合、タクシー会社のタクシーは基本的に禁煙ですが、個人タクシーの場合禁煙とは限りません。

京大病院はまだタクシーに制限は設けていないようです。私も京大病院の玄関からタクシーに乗ることがありますが、個人タクシーで禁煙でないタクシーが結構客待ちをしていてます。急いでいるから我慢して乗り込むと、乗っている間中煙草の匂いに苦しむことがしばしばあります。匂いがする、ということは微量ではあるものの、受動喫煙ということです。

私の希望は喫煙者の権利を否定するものではなく、「私の周囲で吸わないでほしい」という一点につきます。つまり、公共の場では吸わないということを基本ルールにしていただきたいと思っています。

しかし、画一的な「病院の敷地内禁煙」は患者や職員・病院関係者のすべてが禁煙をするわけではないという現実を鑑みると、まったく実効性を伴わないと言わざるを得ません。実際に存在する喫煙者に対する対応をせずに名目上「禁煙」にして体裁を取り繕っているだけだと思います。

・・・世の中にはこういうことってよくありますよね。

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12月 19 2009

2008年医師・歯科医師・薬剤師調査

Published by admin under 医師不足

12月17日に公表された、厚生労働省の「2008年医師・歯科医師・薬剤師調査」で、産婦人科医が増加したことが明らかになりました。1998年以降減少し続けていたのが、10年ぶりに増加に転じました。

産婦人科医が増加した!というのは簡単ですが、せっかく増えたのですから産科のドクターたちが勤務を継続できるような環境を整備しなければなりません。今回ちょっと増えただけで、10年前から比較するとまだまだ少ないのですから。

外科医も1996年から2006年まで減少し続けていました。2008年からは区分が変わっているため単純比較はできないのですが、外科+乳腺外科+消化器外科で計算すると微増ということになります。ただし、私の個人的な感覚からすると乳腺外科が増えたのではないか?と感じています。

ちなみに、人口10万人当たりの医師数は京都府が最多で279.2人、最少は埼玉県の139.9人です。京都は医師数だけを見ると最も恵まれているといえそうです。ただ、おそらく医師は京都市に偏在しており、府立医大と京大というふたつの大学関係者が多いことが予想されます。

京都府の北部などではまだまだ医師不足のようですから、この医師の偏在を解決することが京都府における医療政策の一つのカギになるのではないでしょうか。病院を地方に作るのは難しいかもしれません(特に高度先進医療などは)が、交通網を整備することで京都市外の人が京都市内の医療機関を利用しやすくすることは可能だと思います。
縦貫道もそうですし、鉄道もまだまだ整備不十分です。鉄道で丹後のほうに行くのは結構不便で、東京に行くほうが速くて便利!なくらいです。
(こういう心理的距離感は患者さんの医療機関へのアクセスを遠ざけるのみならず医師が地方に赴任するときの抵抗感にもつながるのではないかと思います)

産婦人科医が増えた!外科医が増えた!京都府は医者が多い!と表面の数字だけではなく、その内訳や偏在などについても考察しなければなりません。

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12月 16 2009

厚労科研費

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厚生労働研究費補助金の申請締め切りが明日の17:30になっています。学内の締め切りは昨日だったので一昨日の夜中に黙々とオンラインで申請を済ませました。結構面倒でした。

今朝、学内の担当者から電話連絡があって修正個所を数点修正してほしいと言われました。仕事をしていると、まったくそのような暇がなく、夕方催促の電話があったのでぎりぎりなんとか修正してアップロードしておきました。

テーマは女性医師支援を中心に医師のワークライフバランスや地域連携、医学教育などをからめて医師の勤務体制整備やライフスタイルに関する提言を行う、といった感じです。

事業仕分けの対象にもなっている科研費のことですから、採択は狭き門になるのでしょう。それでも機会あるごとに研究費の申請をしていかなければ研究費がとれません。

いつも、誰が審査するのだろう?と思いつつ申請書類を作成しています。今回、急性胃腸炎に苦しみつつも頑張って作成したので何とか通ってほしいものです…

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12月 12 2009

おなかの風邪

Published by admin under 医者の生活

急性胃腸炎でダウンしました。いわゆるおなかの風邪というもので、今回は家族内感染です。

一昨日の夜中に嘔吐が始まったのですが、昨日は気分が悪いのをおして出勤しました。

患者さんにはあえて会わないようにして、コンピューター入力や電話での指示などで頑張っていましたが、だんだん頭を起こすだけで吐きそうになってまったく動けなくなりました。無理に歩いていて突然嘔吐し、通りすがりのドクターに声をかけられて看護師さんを呼んでもらい、周囲に多大な迷惑をかけただけで帰ってきました。

吐いたのは何年振りかわからないくらい久しぶりだったので、吐くってこんなに苦しいことなんだ、と改めて思い知りました。スポーツ飲料を少しずつ飲むようにしていましたが、それでも吐くので脱水と電解質異常で体はふらふらだし、筋肉はだるいし、頭は痛いしで、帰宅後は枕も上がらぬ重症となりました。

今朝になってようやくプリンを1個食べることができるようになりましたが、それでもまだ本調子ではなく、食欲がありません。

(1)体調の悪いときは素直に休むべき

(2)吐くってすごくつらい

という教訓を得ました。 早く治して来週に備えようと思います。

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12月 06 2009

医師の勤務について

先月13日に私の記事が京都新聞に掲載されたのを紹介するのを忘れていました。

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女性医師支援の話題とこの「京都の医療を考える若手医師の会」について軽く触れた内容で、という依頼だったのでこんな感じにおさまりました。

私自身は恵まれた環境で仕事をさせてもらっていると思うのですが、それでも時間に追い立てられるように働き、落ち着いて物を考える暇がありません。
ミスや指示漏れがないようにするのが精いっぱいで新たに勉強をしようとかトレーニングを積むという臨床医としての向上の機会を確保できずにいます。守りの状態です。

日進月歩の業界でこれではまずいです。
医師の仕事が多すぎると、ミスが増えますし、医師技術・知識の向上すなわち医療の質の向上の機会も得られないということです。女性医師だけの問題ではありません。

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12月 03 2009

第3回かもがわ漢方研究会の開催について

Published by admin under 漢方, 会の活動, 未分類

本日、次回のかもがわ漢方研究会についてツムラの担当者と話をしてきました。例の事業仕分けで漢方薬が保険から外れるかもしれないという事態を受けて、どうなるのか少々心配ですね、と話しつつも我々は前に進まなければなりません。

実は京大病院では漢方薬を全く院内採用していません。処方するためにはそのための書類を書かなければならず、多忙な医師にとってその手間は高いハードルになっています。

慶応大学では大腸癌の術後クリニカルパスで大建中湯が入っているので、ルーチンで処方されています。在院日数を短縮できるので医療費削減につながるといわれ、漢方の保険はずしはその流れに逆行するものです。

ところで、今度は2月か3月ごろに次回かもがわ漢方研究会を開催することになりました。科を限定せずに、広くいろいろな科の医師に参加してもらってディスカッションしつつ漢方の輪を広げていこうという趣旨です。

よろしくお願いします。

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