Archive for 5月, 2009

5月 31 2009

エレベーターがない

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四条通の地下の通路(河原町から烏丸あたりまで)というのは結構利用頻度の高い地下通路だと思うのですが、実はエレベーターがほとんどありません。

高島屋百貨店の地下1階からはかろうじてスロープがあるのですが、そこから烏丸の方向に向かっていくと、実にエレベーターがない!藤井大丸に入ろうとしても、階段しかない!大丸に入ろうとしても階段とエスカレーターしかない。

中間くらいに1基か2基くらいエスカレーターがあったみたいですが、車いすやベビーカー、杖をついている人などにはエスカレーターなんて難しいし、危険ですよね。

つまり、そういう方々には四条通の地下通路は利用できないのが現状のようです。

大丸百貨店も妙な構造で、地下1階(食料品売り場、つまりデパ地下)から屋上まではエレべーターがあるのに、地下2階(つまり、阪急電車の烏丸駅などとの通路)まではつながっていません。階段かエスカレーターしかないのです。スロープすらありません。

四条通の河原町・烏丸間を歩くことって結構あると思うのですが、地上が混んでいるときは地下のほうが信号もないし、人も少ないので便利だと思っていました。でも、車椅子やベビーカーを利用する人、足の不自由な人、子連れ、妊婦などには優しくないようです。そういう人たちに地上の四条通の人混みの中を歩けということなんですね、きっと。

地上は人も多いだけでなく、段差も多いので結構大変だと思うのですが。

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5月 30 2009

本日のシンポジウム

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新型インフルエンザのため、一時は開催が危ぶまれたわがシンポジウムですが、本日無事に開催することが出来ました。

開会のご挨拶は京都大学大学院医学研究科長の光山正雄先生にお願いしました。光山先生はご多忙の中、最後までご参加いただき、いろいろとご発言くださりました。今まで「女性医師支援」などについてはあまり関与しておられなかったそうですが、これからの医学教育などを考える上でひとつの視点としてご認識いただけたかなあと感じました。

その後、大阪厚生年金病院院長の清野佳紀先生より、大阪厚生年金病院での取り組み内容についてご講演をいただきました。女性医師のみならず、すべての職員のワークライフバランスを考えた職場のあり方を模索されています。

特に看護師では医師よりはるかに女性の割合が多いことから病院の正職員の78%が女性となっており、女性が働きやすい現場を作らなければ病院として成り立たないということでした。

実は私も個人的に京大病院の看護師さんが京大病院の看護師の離職率が高いことを憂いているのを聞いたことがあります。

また、育児期間の支援としても、一時的に時短や勤務日を短く設定しても、慣れれば単に1日8時間勤務、残業・時間外当直などなしという基本の勤務をたいていの女性医師は継続できるということも印象的でした。

また、会議やカンファランスを時間内にするようにすれば、かかる時間が半分程度になったということです。

18時からのカンファランスに出席することがどれだけ大変かということは育児中の女性医師が口をそろえて言うことです。カンファランスは患者さんの治療方針を議論するなど、日々の診療の意思決定において重要な場です。これに参加できないというのは自分の意見が全く反映されないことになります。

次に、内閣府男女共同参画局企画官の大西知子氏より、政府の取り組みについてご説明いただきました。

我々現場の医師の本当のニーズを行政にどうやってくみ取ってもらえばよいのか、などという質問が出ました。医師会や学会などから意見を抽出するとしても、そもそも医師会や学会のトップに女性はほとんどいません。

休憩をはさんで、京都府医師会の桑原理事より、京都府医師会としてどのような取り組みをされているかというご紹介をいただきました。保育サービスの充実や、ドクターバンクの解説などについてご説明いただきました。

最後に私が京大病院で行った女性医師に対するアンケート調査の結果を説明し、今後経済研究科の先生方と共同研究する予定の内容について紹介しました。

また、女性医師支援に関わって思うこととして、
(1)人間の想像力の限界
自分以外の人間に共感し、その立場を理解することは難しい。

(2)男女平等の真のあり方
女性は戦略なしに男性と同じ土俵に立つことは困難なのかもしれない。
妊娠・出産は女性にしかできないが、育児は男性や社会全体でも分担できるはずである。しかし、現状は母親の負担が重くなっている。

(3)人を評価することの難しさ
育児をしながらでも女性医師が医師としての仕事を「継続する」ことは可能だが、男性医師と同等・それ以上のポストを得て評価されることは可能か。

ということを挙げました。なかなか難しいです。

男女差はいかんとも埋めがたいですが、行政や社会のサービス、世の中の人のものの考え方がもう少し変わっていけば男女差を意識する機会は減っていくと思います。

たとえば、将来の出産や育児を考えて、科を選ぶ時点で継続しやすそうな科を選ぶということは女性医師にはよくある話ですが、男性医師がそういう観点で科を選ぶことは無いように思います。

女性ゆえにそういう戦略を持たなければならないのか(持った者が賢いのか)、あるいは男性でも女性でもライフイベントにかかわらず自分のキャリアアップを形成していけるような環境を整備していくべきなのか、難しいところです。現状では両方をにらみつつ、ということになってしまうでしょうか。

最後に、京都大学女性研究者支援センター推進室長で文学研究科教授の伊藤公雄先生より閉会のご挨拶をいただき、懇親会へと移りました。

今回のシンポジウムの提言としては、

(1)医師の勤務のあり方・・・主治医制からチーム制(シフト制)、短時間勤務の正職員など様々な働き方を認める

(2)地域連携のあり方・・・開業医と勤務医の役割分担

(3)医学教育のあり方・・・もっと若いうちから将来に対するビジョンを持たせるような教育を行う(もしかすると高校以前の問題かもしれない)

(4)男女平等のあり方、女子教育のあり方

などと私なりにまとめさせていただきます。

それぞれの演者の後の質疑応答が盛り上がり、最後の意見交換会の時間がとれませんでした。それぞれの質疑応答が面白かったのでまあそれはそれでよかったと思っています。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

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5月 29 2009

明日のシンポジウム開催

インフルエンザ騒ぎも終息しつつあります。秋の再来まで一息つくとして、我々のシンポジウムも無事開催にこぎつけました。

新聞の取材なども受けており、本当は新聞での告知記事も出ることになっていたのですが、直前まで開催できるか薄氷を踏むような感じになってしまい、結局告知記事は出せなかったようです。

NHKの電話取材を受けたので今日の夕方のニュースの最後で軽く紹介してくれるようです。私は忙しくて見る暇がなさそうなので、どなたかご覧になった方がおられましたら教えてください。

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5月 25 2009

5月30日シンポジウム決行か否か

新型インフルエンザは何となく終息の方向へ向かいつつあるような世の中の雰囲気です。もちろん前線の医療現場では日々奮戦なのですが・・・

患者の累計は300人を超え、今日は福岡で米国人の感染が確認されたということです。累計はどんどん増えていきますが、治癒していく人も多いので実際の患者はずっと少なくなっているはずです。

さて、京都も2人の感染が確認されました。

京都大学は本日現在いつもどおり授業を行っています。従って我々の5月30日のシンポジウムを現時点で延期または中止する理由はどこにもありません。

もちろんあす以降どうなるかは誰にもわかりませんので綱渡りであることには間違いありません。また、広報活動がやりにくくなり、せっかく新聞で広報してくださる話もあったのですが、直近で中止になる可能性があるイベントをなかなか告知しにくいということで流れてしまいました。

そういうわけですので、直前に延期または中止になる可能性を秘めながらも粛々と準備を進めています。また、ご参加いただく方には良識を持ってご自分の判断でご出席いただきたくお願いします。

当日上気道症状のある方はご自宅で養生していただき、ご希望があれば可能な配布資料などについて後日送付させていただくなどの手配をさせていただきます。

マスクの配布は無理だと思いますので必要と思われる方はご自分でご持参ください。

よろしくお願いします。

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5月 21 2009

マスクがない-医療材料・医薬品の自給

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マスクがありません。町の薬局はおろか、病院にもありません。

京大病院でも備蓄があまりないので使用制限のお達しが出ています。開業医の医師たちも困っています。手作りのマスクの作り方が医師会のメーリングリストで紹介されるなど、みな苦慮しています。

WHOのマスク使用に関する助言の暫定的な手引きを見ると、

・口と鼻を注意深くマスクで覆い、顔とマスクの間の隙間を最小限にする

・マスクの使用中はマスクに触れない。

・マスクが湿ってきたら、すぐに新品の乾燥したマスクと交換する。

・使い捨てマスクの再利用は行わない。

さらに、マスクの不適切な使用による感染伝播拡大リスクの増加を避けなければならないと言っています。もともとマスクによる感染予防の効果についてはエビデンスがありません。症状のある人にはつけておいていただきたいですが。

台湾から大阪と兵庫に各10万枚のマスクが届けられたそうです。ありがたいことです。

それはともかく、 最近マスクなどは中国製のものが多くなっています。ガーゼなども今ではほとんど中国製のものだそうです。

日本製に比べれば安価なので医療費削減のためにはよいことなのかもしれませんが、医療材料や医薬品の自給率ってどれくらいなのかふと心配になりました。

なぜなら、たとえば特定の医療材料や医薬品をある国からの輸入に頼っていた場合、急にその国で需要が増えたとしたら日本に輸出せずに国内に備蓄する可能性があると考えられるからです。それは国益を考えれば当然のことでしょう。

日本も何でもかんでも輸入に頼るのではなく、医療材料や医薬品をある程度国内でまかなう努力をするべきなのではないかと思います。

食料自給率はよく報道されますが、医薬品・医療材料自給率はどれくらいなのか聞いたことがありません。

さて、京都市でも新型インフルエンザに10歳男児が完成したということです。もはやだれも驚きません。

東京で新型インフルエンザに感染していることが判明した女子高生はニューヨークで模擬国連なるものに参加していたとのことです。 ニューヨークでは結構インフルエンザ患者が発生していたはず。国連もWHOの親玉なのにのんきなイベントを開催していたものです。国連もたいして新型インフルエンザを重視していなかったということでしょうか。

いずれにせよ、ますます状況は厳しくなりそうです。

いや、緩くなるか…

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5月 18 2009

医者がインフルエンザにかかるとき

新型インフルエンザの国内発生がニュースになっています。

正直言って、時間の問題だと思っていました。なぜなら、だれもゴールデンウィーク中の自宅待機勧告を出さなかったのですから(首相自らヨーロッパにお出かけでした)。ここまで拡大してしまってから自宅待機だとか言っても遅すぎる感があります。ゴールデンウィーク中に海外でウィルスをもらってきた人が検疫をすり抜けて国内に持ち込んだ、それがちょうど拡大しつつあるタイミングにぴったりです。

もっとも、暖かくなってきたのでそう爆発的には増えないだろうと思っていましたので、感染力は予想以上と言わざるをえません。しかし、あの一見ものものしい空港などでの検疫で水際で防げると本気で考えている専門家はだれもいなかったはずです。

それにしても、舛添要一厚生労働相は6日、新型インフルエンザ発生国への渡航歴がないにもかかわらず、発熱などした人が病院で診察を断られたケースが相次いでいることについて『医師法違反だ。医者の社会的義務として対応してもらいたい』と新型インフルエンザ対策に関する厚生労働省内の会議で言っていました。

医者がインフルエンザにかかるリスク、罹患した場合の補償を全く無視した話だったことがよくわかります。

最近でもそうです。(クローズアップ2009:新型インフル 発熱対応「限界寸前」)

16日にあった神戸市医師会の会議では新型インフル患者を診察した開業医が、他の患者に感染を拡大させる可能性があるとして厚生労働省に休業を“指導”されたことが報告され、開業医から不満が噴出した。こうしたケースについて厚労省は、医療の萎縮(いしゅく)を招かないよう近く対応の手引きを示すことにしており「患者と医師の双方が、(効果のある)不織布マスクを着けていれば濃厚接触者にならないのではないか」と話す。

一方、日本医師会は、発熱外来で働く医師が新型インフルエンザに感染した場合の休業補償を求めているが、厚労省は「医師確保のため契約でいろいろな対応をしている自治体もあるが、国としての休業補償は難しい」と説明する。

神戸、大阪と来たら京都にインフルエンザが入洛するのも時間の問題でしょう。京都でも、もともと季節性のインフルエンザが結構流行っています。変な年だなあと医師たちは以前から感じていたのです。

医者だってインフルエンザにかかります。去年の秋に普通のインフルエンザワクチンは接種していますが、もはやそれも効力が切れる頃ですし、ましてや新型インフルンザに免疫がないのも医者も同じです。不規則な生活を強いられてインフルエンザウィルスに曝露され続ければ、一般人よりもはるかに罹患のリスクは高いと言えましょう、

現時点ではそういう視点が欠けているように思えるので、あえてここで指摘しておきます。

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5月 17 2009

第1回かもがわ漢方研究会

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本日第1回かもがわ漢方研究会を開催しました。愛知県春日井市でクリニックを開業されている灰元医師を講師にお招きし、パワフルな講演を拝聴いたしました。

漢方のみの診療をされているわけではなく、我々一般の医師と同様西洋薬を用いつつ、西洋薬がいま一つ効きにくい機能性の疾患などに効果の上乗せを目的に漢方を処方されているというお話でした。

漢方に関してはエキス剤よりも煎じ薬を多用し、オーダーメイドで様々な組み合わせが可能だそうです。また、エキス剤よりもたくさんの量で処方が可能です。

今度来られる時には生薬を持ってきて、参加者にかじらせてくれるそうです。同じ「桂皮」でも産地によって味が違うそうです。

そういえばコーヒーやお茶だって産地によって味が変わりますものね。

また、体に足りないもの(虚)を補って、不要なもの(邪)を取り除くということから必要な生薬を組み合わせていくことで、オーダーメイドの治療が可能になるというお話には目からうろこでした。

いつまでも初歩的な内容ではなく、少しずつステップアップしていけるような研究会にしていきたいと考えています。

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5月 11 2009

5月30日シンポジウム

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5月30日シンポジウムのポスターが完成しました。

皆様ぜひご参加ください。

席に限りがありますので、準備の都合上事前にお申し込みをいただけると助かります。

なお、懇親会もあります。こちらの主催は私なので、かなりお得な値段設定にさせていただきました(笑)。是非ご参加ください。

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5月 09 2009

新型インフルエンザ上陸

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とうとう新型インフルエンザが日本に上陸しました。時間の問題だと思っていましたが、とうとうやってきた、という感じです。

厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港へ帰国した日本人男性1人と少年2人が、新型インフルエンザに感染していたと発表しました。

飛行機は、ノースウエスト航空25便(コンチネンタル航空6348、デルタ航空4351共同運航便)、米デトロイト発5月7日午後2時55分(現地時間)、成田着5月8日午後4時38分です。

降機後に感染確認された高校生については周囲の座席の乗客らの停留ができないまま入国してしまっているので、この高校生の座席の周囲の乗客にはくれぐれも健康管理に気を付けていただきたいということです。ちなみに座席番号は「43A」です。

なお、この便で入国した乗客のうち、京都市在住の日本人1名とアメリカ人観光客18名が入洛の予定ということで、すでに14名(京都在住1名プラス米国人:13名)の京都入洛を確認し、健康調査にて14名いずれも症状なし、高校生座席の近くの4名について市立病院でインフルエンザ迅速検査によりA型 陰性という結果になっています。

さて、いよいよ新型インフルエンザも京都に入洛するか?
すると思って準備だけはしておいたほうがよさそうです。

京都大学でも新型インフルエンザ発生国ないし発生の疑いのある国への海外渡航の強い自粛勧告が出ています。もし海外渡航した場合は7日間の自宅待機ということになります。

今月はアメリカやフランスで学会発表の予定があったドクターが私の周囲にも多かったのですが、キャンセルせざるを得なくなりました。

おそらく健康な成人であれば、新型インフルエンザに罹患してもそうひどい症状にはならないのだと思いますが、インフルエンザの合併症に関してハイリスクである人(例:特定の慢性疾患のある人、65歳以上の人、5歳未満の小児、妊娠中の女性)などは要注意です。

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5月 07 2009

インフルエンザ考

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ここ数日、新型インフルエンザが疑われる患者を病院が「受診拒否」しているという報道が続いています。

 医師はいついかなる時でも患者の要求に答えるべきであるという「応召義務」はいつか必ず破綻する(24時間いつでも?帰宅してからも拘束されるのか?帰宅後の飲酒は?前日の当直で一睡もできなかった場合の診療行為は?など)と今までも述べてきましたが、今回の件も同じような側面があります。

 今はまだ新型インフルエンザの感染者は国内では確認されていませんが、今後感染者が確認されてどんどん増加したり、医師や看護婦が感染したりすることで医療機関が麻痺してしまう可能性もあります。

http://mainichi.jp/select/science/news/20090505ddm001040003000c.html
「新型インフルエンザへの警戒が強まる中、東京都内の病院で、発熱などの症状がある患者が診察を拒否される例が相次いでいることが分かった。都によると、2日朝~4日朝だけで計63件に上る。新型への感染を恐れたためとみられるが、感染者が出た国への渡航歴などがない患者ばかりで、診察拒否は医師法違反の可能性がある。大学病院が拒否したケースもあり、過剰反応する医療機関の姿勢が問われそうだ。」

医師法違反と言われても…

大学病院には感染症以外に多くの患者がいます。外来患者も、入院患者も。老人や小児、妊婦、様々な疾患や抗がん剤などの投与により免疫力の低下した人など様々な患者がいます。

特別に新型インフルエンザに対応する準備をしている、あるいは行政に指定されている病院ならともかく、あらゆる医療機関で新型インフルエンザ疑いの患者を診察する必要はないのではないでしょうか。少なくとも現時点では。

正直なところ医療機関側も情報不足なのだと思います。日々、刻一刻と新しい情報が入ってきますし、そもそも新型インフルエンザなんて日本の医者はほとんど経験したことのない状況です。医者自身もどうやって対応すればよいのやら暗中模索状態かもしれません。みんながみんな感染症の専門家ではないのです。

私も京都府医師会のメーリングリストなどから日々情報を得ていますが、確かに季節性の普通のインフルエンザもパラパラと見つかっているようです。

一番問診で確認すべきことは「渡航歴」のようです。今のところ、メキシコ、アメリカ本土、カナダ以外の渡航歴であれば発熱があっても通常通り扱うべしということになっています。

しかし、万が一新型インフルエンザ患者と診断された場合、最初に診察した医師の感染防御が不十分であった場合は高危険接触者(濃厚接触)とみなされ、、予防投薬、健康観察等の措置が取られ、同じ時間帯にその患者のそばにいた患者も接触者として保健所から接触者のリストを提出するよう要請される可能性があります。

一般の医師がリスクを避けたくなる気持ちもわからなくもないです。風評被害も出そうですし・・・

しかしこのゴールデンウィークの期間、病気の家族を受診させる機会のあった私としては複雑な気分です。やはり診療拒否をされたら辛い気分になるだろうな、と・・・

現場の混乱を責めるばかりではなく、行政も正しい情報と、実際にどうすればよいのかという医療機関向け・一般向けのマニュアルを徹底的に広めるべきだと思います。テレビ番組がそれぞれ勝手に特集を組んでいますが、政府がきちんと広報番組を作ってこの通りに行動せよ、と指導してほしいものです。

たとえば、このゴールデンウィークの連休に海外に遊びに行った人たちは新型インフルエンザに感染するかもしれないというリスクを冒して出かけたわけです。日本政府や厚生労働省はメキシコの大統領のように自宅待機を呼びかけてもよかったはずです。少なくとも渡航自粛を呼びかけるくらいのことは。

まあ、日本の首相も新型インフルエンザ患者が国内でいつ見つかるかという微妙な時期に、ヨーロッパにお出かけだったくらいです(ヨーロッパでは国によっては新型インフルエンザの患者が出ています)。トップが危機管理できていないのに、現場にだけ厳しい状況を強いるのもいかがなものかと思います。

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