Archive for 4月, 2009

4月 30 2009

新型インフルエンザ

Published by under 感染対策

豚インフルエンザは新型インフルエンザと呼称が変わり、WHOの警戒レベルも「5」に引き上げられました。

現時点で、日本国内では感染者は確認されていません。

医者といえどもインフルエンザにかかる可能性はあります。むしろ様々な患者さんが出入りする病院で勤務しているので、一般の方々よりリスクが高いかもしれません。

医療従事者者が感染すれば仕事を休まなければなりません。残りの少ない人数で多くの患者さんを診なければならないことになります。

今のところ毒性はそう強くないということですが、それでもヒトからヒトへ感染していくことでウィルスが強くなっていく可能性もあります。また、もともと免疫機能が弱い老人や子ども、基礎疾患のある人、あるいは薬が使いづらい赤ちゃんや妊婦などにはなかなか厳しいことになりそうです。

手洗い、マスク、うがいを励行するくらいしか対策はありませんね。ゴールデンウィークですが、家でおとなしくしているのがよさそうです。

3 responses so far

4月 29 2009

京大病院広報

京大病院広報第84号で、2月20日に開催した第1回女性医師支援に関するシンポジウムが紹介されています。

病院の外来などに積んであるので一般の患者さんたちも目にする機会があると思います。

和服姿のプロフィール写真にしたことには賛否両論ありました。白衣姿のほうが良いとも言われました。

しかしながら、白衣イコール作業着ですから作業着姿がプロフィール写真にふさわしいかどうか・・・男性がスーツならそれに匹敵する女性の装いはいかに?洋服でスーツなら和服では…?

一応、格が高めの小紋を着ているので少なくとも礼を失するものではないと思っているのですが。医者らしくないといえば医者らしくないですね。

2 responses so far

4月 28 2009

医師のワークライフバランス

Published by under 会の活動,医者の生活

昨日、京都大学経済研究科教授の久本憲夫先生とお会いしてきました。今後医師のワークライフバランスについて調査研究するにあたり、たいへん有意義な提案をいただきました。

私があまりに漠然としたアイディアしかもっていなかったのでお恥ずかしい限りでしたが・・・

研究内容については今後さらに詰めていく必要がありますが、注意すべきこととして

(1)今後、ワークライフバランスの改善のためにどうすればよいか「対策」を見つけられるような調査にする。

(2)「妊娠・出産」と「育児」 は分けて考える必要がある。前者は限られた期間であり、女性しかできないことであるが、後者は期間も長く、男性も代替可能である。

(3)実際に「医者の仕事が多い」「勤務時間が長い」「雑用が多い」というなら、それを見える形で示すべきである。その上で、削減可能な業務があるなら削減していけばワークライフバランスの改善に結び付くであろう。

(4)医師のワークライフバランスを改善することが社会にもたらす好影響について提示できるようにしたい。

(5)育児中の医師が他の医師に比べて業務の負担が軽減されることについて肩身が狭く感じることが多いが、今までは出産や育児をあくまでも個人的なことととらえることが多かったが、少子化の現在では社会全体で支えていくべきという考え方も出てきた。次世代は必ず必要なものであり、それを育成するということは社会的な責任を果たしているともいえる。

たいへん興味深いお話でした。

今後、定期的に会合をもって調査研究を進めていく予定です。

One response so far

4月 25 2009

京都新聞Part2

Published by under 会の活動

今日の京都新聞に載ってしまいました。

2009042512230000.jpg

取材を受けたのでいつかは掲載されるとうかがっていたのですが、本当に載りました。真剣に討論していたので表情が怖いです。

取材を受けた場合、どういう記事になるか事前に見せてもらったり注文をつけたりすることは基本的にだめなのだそうです。「検閲」になってしまうからですね。

これをきっかけに本HPに訪問してくれる方が増えるかもしれません。シンポジウムに参加しようかな~と思ってくださる方もいるかもしれません。

会結成から1年あまり、少しずつ活動の幅を広げてきました。コアメンバーはかわりませんが、会員になりたいという申し出は少しずつ増えてきました。

No responses yet

4月 24 2009

医師の当直勤務

22日、奈良県立奈良病院の産婦人科医2人が、夜間や休日の当直は時間外の過重労働に当たり、割増賃金を払わないのは労働基準法に違反するとして、県に2004、05年分の未払い賃金計約9200万円を請求した訴訟の判決が奈良地裁でありました。

裁判長は「当直で分娩など通常業務を行っている」と認定し、県に割増賃金計1540万円の支払いを命じました。

医師の勤務実態についてはじめて違法性を指摘した司法判断ということでニュースになりました。

労働基準法によると、待ち時間などが中心の当直は、通常勤務と区別され、割増賃金の対象外とされます。県 は当直1回につき2万円の手当のみを支給していました。

医師の当直とは、宿直(夜勤)、日直(休日勤)の総称で、労働基準監督署の基準では、医師の場合、病室の定時巡回など軽度で短時間の業務と定義されています。

しかし、病院によっては一晩中まともに眠ることができない当直などざらです。私も、当直の晩に何度も何度もPHSで起こされてほとんどうつらうつらしか眠れず、明け方に呼ばれたときは心臓の音がバクバクと響くのを自分で感じてかなりのストレスを自覚したことがあります。

それでも翌朝から普通に勤務があるので、へろへろでした。飲酒状態で働くのもよくないですが、そんな疲労こんばいした状態の医師の判断力もかなり低下しているのではないかと思います。

(睡眠不足はアルコール摂取に匹敵するほど判断力が鈍くなるものだと言われています)

医師の勤務形態に一石を投じる判決だったといえるでしょう。へろへろのまま働いても問題が生じなければ良いのですが、そんな判断力の低下した状態で診察をして医療過誤や医療ミスなどをひきおこすわけにはいきません。

2 responses so far

4月 23 2009

医者と飲酒

Published by under 医者の生活

私はどちらかといえばお酒が好きです。毎日晩酌というほどではなく、機会飲酒程度ですが、日本酒でいえば2合くらいほどほどに飲みます。

最近1年半くらいはアルコールを摂取していませんが、基本的に日本酒もビールもワインもウィスキーも焼酎も泡盛もおいしいお酒なら何でも好きです。

手術が終わって家に帰って缶ビールをひと缶飲むくらいのことは常識的に許されると思います。

20日、大阪市の愛染橋病院の院長によると、産婦人科医の男性副院長が、飲酒後にお産を扱っていた可能性があることを明らかにしました。

病院によると、副院長は当直の産婦人科医とは別に「臨時当直」として病院に宿泊していたということです。

飲酒後に診療行為を行うことの是非ですが、難しいところです。もちろん当直として病院に宿泊している時間に飲酒するのは論外ですが、帰宅後に飲酒をしたあと、病院からの呼び出しがあった場合はどうすればよいのでしょう?

医局の忘年会、病棟の忘年会で軒並み外科医が飲酒中(病院当直を除く)であれば、どうしましょう?

本来、勤務時間外に飲酒するのは個人の自由です。飲酒をしないで待機すべきということであれば身体を拘束される時間として時間外手当の支払いが発生することになるでしょう。そんな支払いなどどこの医療機関も不可能だと思いますが。

家で晩酌をした後でも、宴会の最中でも、病院からの呼び出しがある可能性はあり、呼び出されれば「医師の応召義務」に従って病院に行かなければならないのだと今までは思っていました。「飲酒」は「応召義務」を免除される理由になりうるのでしょうか?

もちろん患者さんからすれば飲酒後の医者になんて診てほしくないでしょうが・・・

今まで帰宅後の医師の位置づけがいい加減なまま、24時間医師を拘束してきた矛盾がここにきて露呈してきたのだと思います。

2 responses so far

4月 21 2009

今後の女性医師に関する調査研究について

Published by under 会の活動,医師の待遇

昨日は今後の女性医師に関する調査研究について重要な面談が2つありました。

まず、私の調査研究の大元締めのグローバルCOEの拠点リーダーである文学部教授の落合先生と私で京大病院院長を訪問してきました。前回本調査研究を始めたころにもご挨拶に行ったのですが、今回は前回以上に話が盛り上がりました。

本当は5月30日に開催する第2回シンポジウムでお話しいただきたかったのですがご都合があわないということで、今回はご挨拶だけさせていただきました。それから、先日行った女性医師対象の調査研究の結果もさりげなく渡しておきました。京大病院の全医師を対象にした調査研究をすることもお伝えし、許可をいただきました。

折角話が盛り上がったので第3回シンポジウムでは院長の予定を最優先してご講演をお願いしようと思いました。ご自身の経験などなかなか面白いお話が聞けそうです。

そのあと、最近知り合った経済学の研究者の方々と今後京大病院の全医師を対象にワークライフバランスに関する調査研究をする相談をしてきました。

日本ではまだほとんど先行研究がないので、海外の調査研究を調査し、参考にしようと考えています。また、今まではブルーカラー対象の調査が多く、そのまま医師に適応することは難しいのでその辺が工夫のしどころだということになりました。

経済の先生方の話は専門用語が難しく、今まで知り合いが全くいなかったのでとても刺激的でわくわくする話です。

全く新しいことができそうで、楽しみです。

シンポジウムのような「イベント」も大事ですが、ただ花火を打ち上げるだけではなく、それを裏打ちする研究も重要だと思います。

我々の会はその両輪を同時に進行していくところが新しく、強みだと考えています。

4 responses so far

4月 19 2009

第2回女性医師支援に関するシンポジウム

第2回女性医師支援に関するシンポジウムの概要が決定しました。
なかなか充実していると自画自賛しています。京都府医師会の後援もいただきました!
今度は席に限りがありますし、懇親会もありますので参加ご希望の方は事前にinfo@kyoto-wakateishi.comまでお申し込みをお願いいたします。

なお、今回も託児サービスがあります。こちらは女性研究者支援センターに直接w-shien@mail.adm.kyoto-u.ac.jp事前申し込みをお願いします)。

「女性医師支援からすべての医師のワークライフバランスへ」

と き  平成21年5月30日(土)13時~16時30分
ところ  芝蘭会館別館
共催   京都大学グローバルCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」・京都大学女性研究者支援センター

後援   京都府医師会・京都の医療を考える若手医師の会

プログラム

司会:京都大学医学部附属病院消化管外科 大越香江

13時00分 開会の挨拶
京都大学大学院医学研究科長 光山正雄

~第1部~

13時15分
大阪厚生年金病院院長 清野佳紀
「働きやすい病院の職場づくり
-女性医師支援から職員全員のワークライフバランスへ」

14時10分
内閣府男女共同参画局推進課企画官 大西知子
「女性医師の活躍を目指して」

14時40~50分休憩

~第2部~

14時50分
京都府医師会理事 桑原仁美
「女性医師への京都府医師会の取り組み」

15時15分 調査研究報告
京都大学医学部附属病院消化管外科 大越香江
「京大病院女性医師アンケート結果および今後の調査研究方針」

15時40分~16時20分
意見交換会

16時20分 閉会の挨拶
京都大学女性研究者支援センター推進室長
・京都大学大学院文学研究科教授  伊藤公雄

17時~
懇親会

No responses yet

4月 13 2009

かもがわ漢方研究会

Published by under 会の活動,漢方

第1回かもがわ漢方研究会の開催概要ができあがりました!

まだ微調整はあると思いますが、だいたいこんな感じですので参加したいという医師の方はinfo@kyoto-wakateishi.com までご連絡をお待ちしています。

漢方治療の適用~西洋と漢方の折り合い~

日時 平成21年5月16日(土) 15:00 ~ 17:00
場所 京都 新阪急ホテル 1階 すみれの間
〒600-8216 京都市下京区JR京都駅(烏丸中央口)正面
TEL 075―343―5300 FAX 075―343―5324

司会 京都の医療を考える若手医師の会  大越香江
講師 灰本 元(はいもとはじめ) 先生
1978年名古屋大学卒業、関東逓信病院(現NTT東日本関東病院)レジデント、名古屋大学大学院病理学教室、愛知県がんセンター研究所病理部、中頭病院(沖縄市)内科勤務などを経て、1991年春日井市(愛知県)に灰本クリニック開業。
高血圧、胃、大腸内視鏡、CTによる癌診断、炭水化物制限食による糖尿病と肥満の治療、アトピー性皮膚炎の治療、心身症のカウンセリング、煎じ薬による漢方治療などを診療の特徴としている。毎月の患者数は約2,000人。

≪開催の趣旨≫
漢方に興味はあるけれど、実際の処方をどうすればいいのか悩んでいるドクターに、まず漢方の扉を叩いていただく機会を作りたいと考えました。今回、灰本先生に実際の処方や診療についてざっくばらんにお話しいただくようお願いしました。西洋薬に加えて漢方薬という治療の選択肢を増やすことができると思います。
この機会に漢方の世界をのぞいてみませんか。

No responses yet

4月 08 2009

第2回シンポジウムの件

第2回シンポジウムの計画が着々と進行しています。

日程は5月30日(土)午後、場所は京都大学医学部芝蘭会館別館と決定しています。

ご講演を大阪厚生年金病院院長清野佳紀先生にお願いしています。以前私が女性医師支援に関する調査研究の一環で見学にお伺いしたときに対応していただきました。お忙しい中ご無理を申しあげましたが、たいへん楽しみです。

他にご発言、ご出席いただく演者の方々にもご相談、ご依頼しているところで、9日以降それが一気に動き出しそうです。

今回は懇親会もできればやりたいなあと考えています。お金の問題がありますが・・・でも、交流は大事だと思います。特に医者は自分の勤務先にいる時間が長すぎてなかなか外の世界と交流がありませんので。

2 responses so far

Next »