Archive for 9月, 2008

9月 30 2008

京都の自転車考 その1

一昨年、体脂肪率が徐々に増加しつつあることに気づき、一念発起してダイエットすることにしました。

基本は食生活の改善と運動療法ということで、まず食事は油の摂取を減らし、野菜の割合を増やしました。朝のトーストにたっぷり塗っていたバターとジャムをやめました。今ではトーストには何も塗りません。

次に運動をするにあたり、自転車に乗ることにしました。いわゆるママチャリではありません。自分の体型に合わせてカスタマイズしたロードレーサーです。ビンディングシューズをはいて、足とペダルを固定して走ります。普通の靴だと、足を下向きに下ろすときしか動力になりませんが、ビンディングシューズで足をペダルに固定すると足を上げるときも動力になるので効率よくペダルを回すことができます。

街中でも時速30kmで走れます。もちろんもっとスピードを出すことは可能です。自転車の制限速度は特に法律で定められていないようですが、一応原付なみに30kmが妥当かと思っています。 

自転車は基本的に車道の左側を走ることになっています。路上駐車をしている車は大変邪魔で、それをよけようとして右側に出ようとすると後続車との接触の危険性があります。また、腹立たしいのは車道の右側を走ってくるルール違反の自転車です。私は絶対に道を譲りません。違反をしてきた相手によけさせることにしています。

また、そこそこスピードを出しますので、

ヘルメット着用・・・当然頭を保護します。

手袋着用・・・転倒時の手の保護のためです。職業上、手の外傷は致命的です。

ゴーグル着用・・・紫外線から目を守ります。紫外線をたくさん浴びると白内障などのリスクが上がります。

マスク着用・・・花粉の時期には必ず。普通のガーゼのマスクではなく、フィルターが細かくて花粉を通さない自転車用のマスクです。迷彩柄なのでかなり怪しく見えます。

日焼け止めクリーム塗布・・・紫外線から皮膚を守ります。シミも気になりますし、何より皮膚のアンチエイジングは紫外線防御が基本です。

傘をさして自転車には乗らない・・・雨の日はブレーキのききも悪く、視界も悪いので基本的には乗らないことにしています。それにしても、世の中には傘をさして片手運転をしている人が多いのですが、危険極まりないと思います。特に、日傘をさしている人は許しがたく、そこまでして自転車に乗るべきではないと思います。

イヤホンをしたまま自転車に乗らない・・・耳からも車の近づく音、クラクションなどさまざまな情報を得なければなりません。

健康のために乗るのに怪我をしては意味がありませんので。

ハートレートモニター(心拍計)で心拍数を見ながら、ちょうど有酸素運動になるくらいの心拍数を保ちながら走ると効果的なようです。

そのうち調子に乗って、鞍馬温泉まで行ってみたり、そのまま花背峠を越えてみたり(!)、大津、信楽を越えて伊賀まで行ってみたり、結構乗り回していたら半年で約5~6キロの減量に成功してしまいました。体脂肪計つきの体重計で筋肉量を落とさないように脂肪だけ減量するようにコントロールしました。

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9月 26 2008

日本乳癌学会総会

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今日と明日は日本乳癌学会総会です。今日はポスター発表をすることになっていたので参加してきました。

テーマは乳癌検診に関するもので、住民検診と職域の検診についてそれぞれの問題を挙げ、今後の乳癌検診に対して私たちなりの提言を盛り込んだものでした。おいおいここでも紹介していきたいと考えています。

時間が3分間と少なかったこともあり、プレゼンテーションがやや力不足だったと反省しています。しかし、検診のセッションで興味深い発表をされた先生と、適切で理論的な質問でディスカッションを掘り下げてくださった先生にごあいさつと名刺交換をさせていただいたことは大きな収穫でした。

明日は発表はありませんが、検診についてのパネルディスカッションがありますので聞きに行こうと思います。

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9月 26 2008

メラミン入りの食品

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丸大食品の食品にメラミンが検出されてしまいました。健康被害が出るほどの量ではないようですし、赤ちゃんの粉ミルクと違ってそればかり毎日毎日摂取するものではないので粉ミルク問題ほど影響はないと思いますが・・・

ところで、栄養剤の成分や錠剤の添加剤として乳原料が使われる場合があるそうです。厚生労働省は26日、国内の医薬品製造販売業者に対し、乳由来の原材料を使っている医薬品に中国産乳製品が含まれていないか調べるよう、都道府県を介して通知しました。中国産を使用していた場合にはメラミン混入の検査実施を求めたということですが、これ以上メラミンが検出されないことを祈るばかりです。加工品になるとどこに何が入っているか分からないいう現状が少し恐ろしくなりました。

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9月 25 2008

メラミン入りの粉ミルク

中国でメラミン入りの粉ミルクによる乳児の健康被害が問題になっています。メラミンは食器やボタンなどに使われるメラミン樹脂の主原料です。大量に摂取すると、腎臓や膀胱に結石ができることがあります。現時点で5人の死亡が確認されています。

中国のスターバックスのミルクにもメラミンが入っていたということで、北京オリンピックのときに飲んでしまった人もいるようです(テレビでキャスターが飲んでしまったと言っていました)。今は豆乳で代用しているとか。

牛乳から化学物質メラミンが検出された中国乳業メーカー製造の牛乳を使用していることが確認され、丸大食品が急ぎ自己回収をしていますが、加工食品には材料として知らないところで中国製のものが入ってきているのですね。とりあえず、「クリームパンダ」という製品にはメラミンの混入はなかったようですが、他の製品については検査中との事です。

日本の粉ミルクが気になったのでお客様相談室に問い合わせてみました。

「明治乳業」中国製の乳製品は使っていませんのでメラミンの心配もありません。材料の牛乳は主に国内産で、一部アメリカ産やオセアニア産のものを使用しています。

「森永乳業」中国製の乳製品は使っていません。メラミンの混入の可能性はないと考えていますが、念のため検査を行っているところです。乳成分はニュージーランド、オーストラリア、オランダ、ドイツなどの製品です。

というお話でした(安全なようで安心しましたが、加工品の原材料はいろいろな国からやってくることに改めて驚きました)。

日本でも汚染米が流通して大騒ぎになっています。京都でも保育園でメタミドホスで汚染されたもち米が消費されてしまいました。人の口に入るとわかっていて有害なものを平気で混ぜて儲けようなんてひどい話ですね。倫理観のかけらもないのでしょうか?

厳正な処罰をして、管理体制を強化していただきたいものです。

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9月 22 2008

禁煙タクシー

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今日も朝あわただしくて仕事に遅れそうになったのでタクシーで行くことにしました。都タクシーが9月20日から禁煙になると聞いていたので他社のタクシーを数台やり過ごし、都タクシーに乗ってみたのですが、2週間前に乗ったタクシーほどではないにしろタバコのにおいがしました。

聞いてみると、現時点ではまだ全車禁煙になっていないということでした。禁煙のマークを屋根につけて走っているタクシーのみ禁煙ということらしいです。残念。

しかも、そのタクシーも車内は一応禁煙にしていますと言いながら、1日5本くらい運転手さんも車外では吸っているということで、それでは車内がにおうのも当然です。
タクシーを降りたあと、髪や服に匂いがついたのが気になって仕方ありませんでした。

中途半端に全車禁煙にせず、運転手も喫煙をしない絶対禁煙車と喫煙車に分けるのがよいと思います。比率は9対1くらいでいかがでしょう。

あとで都タクシーに確認したところ、禁煙タクシーを増やしていっていずれは全車禁煙にするとのことでした。

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9月 21 2008

論文投稿

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会の概要のところで専門を「消化管外科学」としながら話題があまり消化管外科らしくないように思います。乳癌とか、中皮腫とか、アンチエイジングとかおよそ消化管とは関係ないことばかりやっているかのように見えます。

一応学位論文は放射線腸炎について書いております。「腸」だから消化管です。子宮癌などの治療においては放射線治療は有効な治療法なのですが、しばしば腸管が照射野に入っているために小腸が癒着したり線維性の肥厚をきたしたりしてひどい腸閉塞をおこすことがあります。これを予防または治療できないかという研究をしておりました。ATRAというビタミンAの一種がマウスの放射線腸炎線維化モデルで線維化を抑制できたというのが論文の趣旨です。

先週まではGIST(Gastrointestinal Stromal Tumor)の症例を集めて論文を書いたものの手直しをしておりました。GISTって日本語でなんと言うのか?といわれると日本語訳はなくて、みなGISTと呼んでおります。

大雑把な表現をすれば、胃癌は胃袋の内側の表面の細胞(上皮細胞)由来の悪性腫瘍で、GISTはカハール細胞という消化管が蠕動運動をするときのリズムを刻むペースメーカーの役割をしている細胞(2層の筋層の間に存在します)由来の悪性腫瘍ということで、由来が異なります。癌に比べるとGISTの頻度ははるかに少ないです。

まあこの論文を一度投稿したところ、こことここが不十分だから書き足せとか、この部分は不要だとか、わかりにくいとか指摘をされて返ってまいりました(これは論文投稿の際に多かれ少なかれあることです)。従ってその指摘にもとづいて加筆修正し、先週なんとか送り返すことができました。

さて、次は26日の日本乳癌学会総会での発表の準備です。乳癌検診について発表します・・・やっぱりあまり消化管外科医らしくないですね。

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9月 17 2008

悪性中皮腫の患者数について

Published by under アスベスト検診

先週、この会で悪性中皮腫について語っていたところ、ふと悪性中皮腫による死亡者数を厚生労働省が発表しているけれども、どうやって集計したのだろうかという話になりました。以前紹介したように、厚生労働省は悪性中皮腫による都道府県別の死亡者数の詳細なデータを公開しています。

さすが厚生労働省、悪性中皮腫について詳しくデータを集め、アスベスト対策に役立てているのか?

各都道府県別に医療機関を通じて患者数などを把握しているのかも?

などと議論が盛り上がり、ホームページに問い合わせ先まで記載してくれていたので早速電話をしてみました。

厚生労働省 大臣官房統計情報部 人口動態・保健統計課というところでしたが、丁寧に教えてくれました。

単純に死亡届の死因が悪性中皮腫とされているものを集計したものだそうです。したがって患者数は把握していないとのことでした。残念です。

我々は悪性中皮腫の研究をしています。どういう医療機関に悪性中皮腫の患者さんが集まるのかを知りたいと考えています。

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9月 08 2008

京都のタクシー事情

今日、仕事に遅れそうだったのでタクシーで行くことにしました。乗った瞬間、「しまった」と思ったのは・・・タバコくさかったことです。残念ながら京都のタクシーは禁煙ではありません。東京、横浜、名古屋など多くの都市でタクシーの全面禁煙化が進む中、京都はだめなのです。運転手さんは親切な人でしたが、タバコくさいのにやられて気分が悪くなってしまいました。

現在MKタクシーだけが全車禁煙です。他社は一部の車両を禁煙車としていますが、大部分が喫煙車です。しかし、朗報があります。都タクシーが9月20日より全車禁煙になるそうです。

都タクシー子育てタクシーというサービスもしています。これは全国子育てタクシー協会の養成講座課程を修了した乗務員が乗務し、妊娠中の人、15歳までの子ども、保護者が利用できます。荷物を持ってくれたり、予約すればベビーシートやチャイルドシートをつけて迎えに来てくれたり、子どもだけで乗せてくれたり(私立小学校への送迎を頼まれることが多いそうです)します。もちろん禁煙車です。料金はメーター料金のみです。

(この子育てタクシー、あまり宣伝されていない割に、お母さんたちの口コミで利用者がどんどん増えているそうです。母親の口コミは強力ですからね)

全面禁煙は無理にしても、禁煙車をもっと増やしてほしいと思います。運転手さん自身の健康にもつながることなので、京都のタクシー会社の社長さんたちには一考していただきたいものです。

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9月 07 2008

野菜を食べる

Published by under アンチエイジング

三食きちんと野菜を取るのは結構難しいと思います。以前にも書きましたが、厚生労働省によると一日350g以上摂取することが推奨されています。

これだけとろうとすると、一品でたくさんの野菜の入ったものを食べるか、シンプルな料理法で何品か食べることになります。

減農薬の米七分づきプラス押し麦のご飯

シジミの味噌汁

平子いわしの焼き魚、生姜醤油

モロヘイヤのおひたし

きゅうりとわかめの酢の物

なすの丸煮冷製

納豆

最近少し手抜きだったので今日は頑張って野菜を多めに、アンチエイジングを心がけた夕食メニューにしてみました。個々のメニューは単純なものばかりです。

ご飯は白米より玄米、あるいは雑穀を混ぜたほうが良いといわれています。食物繊維が豊富ですね。

いわしは不飽和脂肪酸のドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコペンタエン酸(EPA)が豊富です。

ショウガはジンゲロールという成分が含まれていて、体を温めたり血行をよくしますし、脂肪細胞を太らせないのだそうです。アディポネクチンの分泌を促進させるので動脈硬化を予防します。

納豆はビタミンB2が豊富ですし、粘り成分ムチンが血糖値の急激な上昇を抑えます。ナットウキナーゼが血液をサラサラにするともいわれています(この血液をサラサラにするという表現は最近濫用されて怪しげな健康食品や健康番組がちまたにあふれていますが・・・)

心配なのはやはり和食はどうしても醤油や味噌をよく使うので塩分が過剰になりやすいことです。上記のメニューも結構塩分が多そうなのが欠点です。

それから、大皿に盛るとつい好きなものをたくさん食べたり、逆に嫌いなものにあまり手をつけなかったりしてバランスがよくありませんから、面倒でも一人分ずつ分けるべきでしょう。

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9月 06 2008

今後の会の活動

Published by under 会の活動

今週、今後の会の活動について会議を2回行いました。

昨日紹介した京都大学11月祭への参加もそうなのですが、対外的に活動の幅を広げていこうということになりました。つきましては会員を広く募集いたいと思います。昨日一人会員が増えましたが、より多くの方々の参加をお待ちしています。

正会員 京都の医療を考える若手「医師」の会なので、条件を医師免許を所有することとさせていただきます。「若手」かどうかは、自分が若いと思う方は若手とご判断ください。

学生会員 「若手医師」の候補として医学部医学科に所属する大学生とさせていただきます。

賛助会員 我々の活動に賛同してくださる一般の方々とさせていただきます。

現在のところ特に会費も会則もありませんが、参加の意思表示をしていただくことと、時々コメントを書き込むこと、公開・非公開の企画に気が向けば参加することくらいでしょうか。あえて言えば情報や話題を提供して我々をinspireしてくれることを会員の義務とします。

医師にとっては情報を交換し、知的好奇心を満たす会であり、医学生にとっては自分がどのような医療を目指すのか直接医師と交流できる会であり、一般の方々にとっては医師が何を考えて日々の業務としての医療を行っているのかを垣間見る会としたいと考えています。

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