Archive for the '女性医師支援' Category

4月 20 2011

女性医師インタビュー公開

私の研究用HPで、女性医師インタビュー(動画)を公開しています。先週撮影したインタビューはまだ編集段階ですが、これも近日公開予定です。

また、来月にもうひとり撮影する予定で準備を進めています。

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3月 06 2011

島根大学での講演会

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島根大学医学部附属病院ワークライフバランス支援室主催の講演会に行ってきました。島根に行くにははじめてで、どうやって行こうか悩んだのですが、伊丹空港から出雲まで飛行機に乗って行くことにしました。ただこの飛行機がとても小さいプロペラ機で安定飛行に入るまでと着陸態勢に入ってからの機体の不安定なこと、不安定なこと。わずか40分くらいのフライトなのにずいぶん疲れました。

出雲は朝は雪であったということでしたが、到着時にはやんでいました。積雪もなく歩くのに全く支障なかったです。

講演時間までは時間があったので、出雲大社に行くことにしました。しかし、平成の大遷宮の最中で、ご本殿は幌をかぶった状態でした。実に残念。かなり背の高い建物であるらしいということしかわかりませんでした。それでもオオクニヌシノミコト様は御仮殿におられるということで、お参りしてきました。

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島根大学医学部附属病院に到着し、ワークライフバランス支援室に案内していただきました。支援室はゲストハウスの1階部分を改装したもので、院内保育所と病児保育が併設していました。

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出雲は保育所事情がよいので認可保育園も待機なしで入れるそうです。 しかし、この院内保育所は20時まで預けることができ、週に1度24時間保育をし、発熱時は小児科を代理で受診させてくれた後(2000円必要だそうですが)病児保育室に連れていってくれるというかなりきめ細かいシステムが構築されていました。京大病院よりはるかに進んでいると思いました。

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20時まで預かってくれたらカンファランスに出席するのに支障がないですし、途中で熱が出ても自動的に病児保育に連れていってくれたら仕事を中断しなくていいですよね。

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講演には学生さんや研修医の先生方が集まってくれました。

病院長のご挨拶の後、ワークライフバランス支援室副室長の津森先生がワークライフバランス支援室の活動の紹介をされました。おそらく話を聞いておられた学生さんも、実際に使用してみないとそのありがたみがわからないのではないかと思います。他と比べてどうか、ということもありますしね。そもそも保育所の心配をしなくていいというだけでもありがたい話です。そして、院内保育所の設置などの取り組みは病院長のイニシアチブで行われているということは重要だと思います。こういうのはトップダウン式でないとなかなか動かないからです。岡山大学に行った時もそう感じました。

私は2回の京大病院でのアンケートの結果を紹介し、自分が子育てを経験してどんな壁にぶつかって悩んでいるか、 そして今はどうやってそれを克服しようとしているかを素直に語りました。また、勤務時間が短いことで技術習得や勉強のための時間が取れないこと、勤務時間は短いけれども家で家事や育児という別の仕事をしているということ(ワーク・ワーク・バランス論)を強調しておきました。

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面白かったかどうかはわかりませんが、学生さんたちは実に熱心で講演後30分くらい質問が絶えませんでした。男子学生の出席もありました。主催者側が力を入れて勧誘してくれたのだと思いますが、私が今までに主宰したシンポジウムでは学生はこんなに参加してくれませんでした。

私にとって今まで盲点であったのは、学士入学などで卒業時の年齢が30才を越える女子医学生がいるということです。私は今まで、卒業後5年は妊娠せずに仕事に集中したほうがよいのではないかと考えていましたが、そうすると年齢が高くなって妊孕率が下がることを心配しなければならない人達もいるということです。どういうタイミングで出産するか、、、これは女性にとって大きな問題です。

妊娠した時が産みどき、ということになるのでしょうが、実際には難しい問題です。ただ、9時から17時の勤務プラス当直(当直明けは休み)の組み合わせで医師の仕事がまわっていくような仕組みを早急に作る必要があると思います。オンオフがはっきりしていて、長時間連続勤務をやめれば月に2回程度の当直の段取りができる可能性が出てきます。夕方出勤して、翌朝には帰る、ということでなんとかやり繰りが可能になるかもしれないのです。

したがって、女性医師をめぐる問題、勤務医問題にどこから手をつけるべきかといえばやはり宿日直問題だと最近では考えるようになっています。これは男性医師にも理解を得やすいところだと思います。

講演会の後は懇親会に参加しました。久々に美味しい日本酒をいただいてとても楽しかったです。日本酒は美味しいお魚といただくのが正しい飲み方ですよね。

私にとってもいろいろ考えるよい機会になりました。島根の皆様、ありがとうございました。

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3月 01 2011

女性研究者支援センター ニュースレター

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京都大学女性研究者支援センターのニュースレター最新版で、1月28日のシンポジウムの記事が掲載されています。

シンポジウムじたいとても楽しかったのですが、準備の人員が少なくて私自身準備に追われてしまい、てんてこまいでした。こうやって広報していただけてありがたいです。

3月4日に島根大学で講演をしますが、自分はしゃべるだけなのである意味気楽です(それでも1時間程度の講演なのでそれなりにプレゼンの準備はしました)。企画・運営するのがとても大変であることを知っていますので、、、、web、講演、活字、様々な媒体で多くの人の目や耳に入ることで少しでもこの問題が前に進むことを期待しています。

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2月 11 2011

島根大学での講演と外科医「オオクニヌシノミコト」

3月4日18時より、島根大学医学部附属病院で「勤務継続のための女性医師支援から戦略的女性医師支援へ」という講演をします。

詳細はこちらです。

過分なご紹介で面映いのですが、、、、、

指導的な立場で活躍するための活路をどのように見いだして行くか、については私自身が教えていただきたいというか模索中なので明快な答えを持っていいるわけではありません。
私自身は外科を志したことを後悔していませんが、若い人達に勧められるかどうかといえば、現時点では答えはNoと言わざるを得ません。

でも、面白い分野であることは間違いないので、一緒に苦労してパイオニアになりたいという後輩たちには大いに期待したいと思います。

今週は上の子がインフルエンザで保育園にも病児保育にも行けなくなりました。ワクチンを2回ちゃんと接種していたのですが、ダメなときはダメなんですね。今は下の子にうつっていないか汲々としています。

こんなふうに子どもの急病などもあり、今は仕事を続けるだけでいっぱいいっぱいです。いつかバリバリできる日がくるとも思えません。ただ、今やめてしまえば永遠にそんな日は来ないことだけは確かです。細々とでもそういう可能性を残しておく必要はあると思って何とか続けています。

今年は雪が多いので、島根への道中が気になります。
出雲大社に出向いて外科医「オオクニヌシノミコト」に参拝してこようと思います。

オオクニヌシノミコトは、サメに皮を剥がされた因幡の白兎に、川の水で体を洗って、ガマの穂綿にくるまるよう指示しました。少なくとも、塩水で体を洗って風に吹かれているよりは傷によさそうです。河口近くの川の水なので汽水域で生理食塩水に近い塩分濃度であったと予想されます。

傷の消毒は傷によくありません。海水で洗って風に吹かれるようなものです。創処置としては水道水での洗浄で全く問題はないのですが、生理食塩水のほうが痛みは少ないと言われています。
ガマの花粉は止血剤になるとも言われており、ガマの穂綿はある種の創傷被覆材であったともいえます。カルトスタットのようなものでしょうか。

まあ、詳しいことは私にもよくわかりませんがオオクニヌシノミコトは古事記の時代の外科医と言えましょう。

島根の皆様よろしくお願い致します。

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1月 22 2011

28日シンポジウムのお申し込み

28日のシンポジウム参加のお申し込みが着々と届いています。私が主宰するシンポジウムはこれで3回目なのですが、今までで一番反響が大きいです。

オーガナイザーにして司会も担当するので、当日はコマネズミのように走り回っていると思います。また、当日は病院長が東京出張から戻って来ての講演になることもあり、新幹線が無事に走ってくれるか胃の痛いところです。

不手際は多々あると思いますが、皆様よろしくお願い致します。

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12月 20 2010

1月28日シンポジウム

1月28日、京大病院臨床第一講堂で公開シンポジウムを開催します。

医療人のワーク・ライフ・バランスと病院のホスピタリティと名づけてみました。

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医療人、というのは聞き慣れないかもしれませんが私の造語ではなく、少なくとも文部科学省が「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム」を募集するくらいですから公に使って良い単語なのだと思います。医療に関わる仕事をしている人、という感じに捉えて良いかと思います。

ホスピタリティといえばおもてなし、ということになろうかと思いますが、病院でのおもてなしといえば接遇も大事でしょうがそれなりの医療の質を担保することも必要かと考えています。

シンポジウムも3回目となり、女性医師、勤務医全体の話、そして医療人全体の話と拡大してきました。また、この問題は医療に携わる側の問題というだけではなく、提供する医療やサービスにも関わる重要な問題であるということ、広く社会的な問題であると認識していただきたいという考えでおります。

医学研究科長にごあいさつをいただき、京大病院長にご講演いただくという目標を達成できますので、京都大学の医学部・医学研究科、附属病院のひとつの方向性が示せるかなと思っております。

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12月 08 2010

ランチタイムカンファランス報告

本日、京大病院臨床研修センターで「ランチタイムカンファランス~女性医師のキャリアプランを考える~」を開催しました。この企画は元々秋田大学で行われたイベントの話を聞いて、私が京大病院でもやってみたいと臨床研修センターに企画を持ち込んだものです。

医学部生、大学院生、病院勤務の医員・助教など合計22名が参加してなかなか盛況な会になりました。当NPO法人もお菓子の差し入れをしました。

最初はなかなか人が集まらないだろうし、何か話題提供でもしようと私が15分くらいのプレゼンをしました。改正男女雇用機会均等法や改正育児・介護休業法について少し紹介し、京大病院で実施した2回のアンケート調査の報告などをしました。

また、全く私見ですが、最初の5年が重要なので、この時期は仕事に専念したほうがよいだろうと、できればこの時期の妊娠は避けたほうが良いのではないかということもあえて言い添えておきました。少なくとも男性とは違った戦略を持つべきで、そのへんが伝わっていればいいのですが。


そうこうするうちに人が集まり、残りの時間は3つのグループに分かれて意見交換をしました。医学生やこれから研修を始めるというような人にはまだイメージがつかめないようでしたが、先輩女性医師がどのようなところに悩んでいるか、挫折や壁などについて雰囲気は分かってもらえたのではないかと思います。育児と仕事の両立に日々悩む先輩医師たちも、意見交換できました。

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(研修医がシミュレーターなどを使ってトレーニングするための部屋なので、シミュレーション用の人形が 何体か置かれています。壁側のベッドに寝ているのも人形です。ちょっと変な光景ですが。)

12時から13時までの予定でしたが、どのグループもかなり盛り上がった会になりました。女性はおしゃべりだとよく言われますが、ほとんど初対面でアルコールもなしにもかかわらず、かなり盛り上がっていました。このコミュニケーション能力の高さは必ずや臨床でも生かされるものと思います。

残念に思うのは、各診療科があまり協力的ではなかったということです。先輩女性医師の派遣を各診療科に文書で依頼したのですが、私が直接教授秘書室に行ってお願いするなど個人的に依頼した診療科以外からは来ていただけませんでした。ひとつひとつ実績を積み上げてお願いしていくしかないのかな、と思っています。

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9月 08 2010

日本医師会雑誌の論文

私の「医師の勤務環境に関する考察-京大病院女性医師調査から」が最新(第139巻第6号)の日本医師会雑誌に掲載されました。

まだまだ未熟な内容ですが、協力してくれた方々の為にも結果を公表することは重要と考え、このような形で世に出すことにしました。

オンラインでは会員しかアクセスできませんが、もう少しすると別刷りが出来上がります。希望される方はinfo@kyoto-wakateishi.comまでご連絡ください。

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8月 17 2010

2008年度の調査報告まとめ

2008年度というともう昔のことのようですが、京大病院で女性医師に関する実態調査等をした報告書がGCOE親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点のHPで公開されています。

http://www.gcoe-intimacy.jp/staticpages/index.php/WorkingPaper_ja

2009年度もまとめて担当教官に送付済みです。加筆修正の上、同じようにHPにアップしてもらう予定です。

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6月 15 2010

京都大学における男女共同参画に資する調査研究研究ユニット

京都大学における男女共同参画に資する調査研究(2010)研究ユニットが決定し、女性研究者支援センターのHPで公表されています。

グローバルCOE親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点のHPにも出ています。

3年目の採択なのでさらなる向上を目指して今回は医師の勤務体系と医学教育という二本立ての研究テーマになっています。

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